淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

今日の空111(お知らせ)

晴天の日は飛行機雲が出ていることが多くな りました。空気が乾燥してきた証拠です。 11月は毎年慌ただしく冬への準備でバタバタ していますが、ようやく今年も冬タイヤへの 交換も終わりやれやれといった感じです。 生まれ育った地から遠く離れた不慣れな地…

マンリョウ(実)

今年の我が家のマンリョウは不作です。 ちょっと残念ですが仕方ありません。 今年は全般的に雨が少ないためその影響なの かもしれません。 マンリョウの実もピラカンサの実と同様にヒ ヨドリの大好物です。赤く色づくとどこから かやって来て大きな声でこれ…

ヤツデ(花)

日陰を好むヤツデの花も集まって咲けば結構 賑やかに見えます。 球形の小花の集合体は雄しべが長く繊細なた め、ちょっと細工物のようにも見えますがこ れはれっきとした生きている花です。 多くの人は花といえばフラワーショップで売 られている色とりどり…

モチノキ(実)

バス通りに植えられたモチノキに赤い実が、 見られるようになりました。 モチノキは、和風庭園ではモッコク、モクセ イなどと並んで欠かせない木ということで庭 木の三大名木と呼ばれています。ただ、最近 は、洋風の派手な庭木が増えたせいでその知 名度も…

ツクバネ(実)

ついこの間までたくさんの黄葉をまとってい たツクバネの木も、冷たい雨に打たれてすっ かり葉を落としました。 ツクバネは、春から秋までは枝にたくさんの 葉を茂らせているので緑色の若い実はほとん ど目立ちません。花が咲いた後、夏にはすっ かり羽子板…

ピラカンサ(実)

秋に赤い実をつける木々はたくさんあります が、晴天の下で見るピラカンサの実は特別輝 いているように見えます。 今年もこの辺りではあまり実のつきは良くな いようですが、それでも赤い実をあちらこち らで見かけます。 初夏、びっしりと白い花を咲かせる…

モミジ(実)

色づいたモミジの紅葉はあっという間に散 り、葉のなくなった枝にはモミジの実だけ が残されています。 モミジの実は、プロペラのような形をして います。春に花が咲きその後、実は完成し た形で緑色の多くの葉に紛れて秋までは枝 に留まって過ごします。 真…

ヒメアリドウシ(実)

今年もヒメアリドオシの実は鮮やかです。 真っ赤な実は、葉を覆いつくすほどたくさん なっています。 この木は普段はほとんど目立たない存在です が、冬が始まる直前だけ実が赤く染まってそ の存在を知らせます。ずいぶん昔から庭の隅 にあって、ほとんど手…

スズメウリ(実)

今年はスズメウリの実が豊作です。 雑木林の日当たりの良い場所には、白く半透 明になった実が鈴なりです。 スズメウリの実は小さくせいぜい人の親指の 爪の大きさくらいしかありませんが、中には 黒くて平らな種が6~7枚入っています。夏 の終わりは翡翠…

雑木林7

家の周囲の木々は、色づき始めたと思ったら あっという間に赤茶色の風景に変わってしま いました。 雑木林の奥の方へ入って行けばまだ赤い葉を つけたモミジの木を見つけることは出来ます が、離れて見る風景は穏やかな茶色に埋め尽 くされています。木の枝…

イソギク(花)

山々はほぼ茶色くなり、雲は分厚い灰色を帯 びています。 時折り弱い日差しは射しますが、空気は重た くひんやりとしています。木々の紅葉も盛り を過ぎ、咲いている花もほとんどない中、イ ソギクの黄色い花だけが目立ちます。 イソギクは、名前の通り元々…

ビワ(花)

夏にたくさんの実をつけていたビワの木を再 び訪ねてみました。 まだ青い蕾だろうと思っていたところにはす でに開き始めた花も見られ、日当たりの良い 田んぼの真ん中で晩秋の日差しを浴びていま す。かなり立派な木でオレンジ色の実がたわ わに実っていた…

ツルウメモドキ(実)

今年は庭のツルウメモドキの実が、たくさん なりました。 小さな盆栽仕立てだった木も地植えにしてす っかり根が馴染んだのでしょう。 ツルウメモドキは、晩春にわずかに緑色を帯 びた小さな白い花を咲かせます。雌雄異株の ため、実がつく雌株は花が終わる…

今日の空110

自分自身のコロナワクチン接種の4回目が終 わったと思ったら、両親の5回目の接種券が 送られてきました。 最近はもう高齢者の接種は、予め日時が決め られていて都合が悪い場合はキャンセルして 自分で予約を取り直してね、といった感じの やり方です。指…

カリン(実)

春に可愛い花を咲かせたカリンに今、黄色い 大きな実がついています。 花が咲いてから半年過ぎ、葉は赤や黄色に色 づいてだいぶ散ってしまいましたが実はまだ 枝についたままです。 今年は花数の割には実付きが悪く、たった3 個しか残っていませんがその分…

フユザクラ(冬花)

そろそろか、と思いフユザクラの様子を見に 行きました。 一瞬まだ早かったか?と思いましたが、よく 見れば小さな花がポツポツと咲いています。 一人でオオー!と喜びをかみしめつつ再度上 から下までゆっくりと眺めると一輪だけ下の 小枝にも儚げな花が開…

イチョウ(黄葉)

そろそろこの辺りではイチョウの黄葉もピー クを迎えています。 イチョウの手前には柵があっていつもは、柵 に入らず見ています。でも、あまりにも黄色 く色づいているので下から見たらどんな風か 興味が湧いて木の根元から上を見上げてみま した。 逆光で見…

モミジ(紅葉)

今年の秋は、雨が少ないためモミジの色も少 しくすんで見えます。 毎年見事に色づく雑木林のモミジの並木もよ く見ると葉が乾燥してチリチリに縮れている ものがあります。毎年同じように紅葉してい るように見えても実は、一度として同じ色づ き方はしてい…

サザンカ(白花)

今年も近所の公民館の庭のサザンカの花が、 咲き始めました。 丸い蕾のうちは一番外側の花弁がほんのりピ ンク色に染まっているのに、花が開くと中の 花弁は白ばかりになっているのが不思議。 花色が白や淡いピンク色のサザンカは濃いピ ンク色の品種に比べ…

コムラサキシキブ(実)

コムラサキシキブは、雑木林に自生するムラ サキシキブを品種改良して作った園芸品種で す。 ところが、今ではコムラサキシキブのことを ムラサキシキブと呼ぶようになっている場面 にしばしば遭遇します。 コムラサキシキブは、ムラサキシキブより木 の高さ…

ガガイモ(実)

今夏もガガイモの花はたくさん咲いていまし た。 でもここ数年いくら実を探しても見つけられ なかったため、ちょっと興味を失いかけて花 の写真も撮っていませんでした。 11月になって久しぶりにガガイモが生えてい る場所を通りかかりました。民家の植え込…

今日の空109

夕焼けのように見えますが、これは朝焼けの 空です。 日の出の時刻も6時台に突入して明るくなる のがだいぶ遅くなりました。 夏は早くから目が覚めてしまうのに、冬はい つまでも眠くて布団から離れ難いのは何故な んでしょう?寒いのが苦手な私は、きっと…

ケヤキ(紅葉)

買い物に行くスーパーの横のケヤキ並木が、 美しく紅葉しています。 運転しながらでは危ないので駐車場に車を止 めてから再度ゆっくりとケヤキ並木を眺める と同じケヤキの木なのにそれぞれが、違う色 に染まっていることに気づきます。 あるものは、モミジ…

ヘクソカズラ(実)

秋晴れの空の下、ヘクソカズラも実りの季節 を迎えています。 真夏の炎天下にも負けず、次々と可愛い花を 咲かせていたツルには今、金茶色の実がたく さんついています。 名前の通りヘクソカズラは、青く熟していな い実はかなりの異臭を放ちます。ところが…

ノコンギク(花)

長い長いノギクの季節もそろそろお仕舞いで す。 ノコンギクは、たくさんのノギクの中でも一 番最後まで咲いている種類です。 薄紫色の花は、咲いている場所によって濃淡 があり、白に限りなく近い淡い紫から濃い藤 色までバリエーションに富んでいます。 お…

ゲンノショウコ(実)

夏の終わりからポツポツと咲き続けていたゲ ンノショウコが、種をつけ始めています。 真っ黒に熟した種は、乾き切ると傘が広が るようにサヤの端が跳ね上がり種を出来る だけ遠くに飛ばす仕組みになっています。 種を飛ばしてしまったサヤの開いた形が、 お…

雑木林6

雑木林が少しずつ色付き始めました。 全体から見ればまだまだですが、赤や黄色に 染まった部分が増えています。 中山間地と呼ばれるこの辺りは周囲をぐるり と雑木林に囲まれた田んぼがほとんどです。 田んぼの真ん中に立てば、360度雑木林。 広大な平野に広…

ノイバラ(実)

昨年は11月下旬でも葉がたくさん残っていた ノイバラが今年はもう実だけになってしまい ました。同じ木でも毎年状況が異なるのはそ れだけ気候変動も激しいからでしょう。 この木は住宅街の一角に1本だけ街路樹のよ うに植わっているのですが、毎年花も実も…

ツタ(紅葉)

今年は、いつもよりツタが真っ赤に色付くの が早いような気がします。 いつも散歩の途中で見る壁にからみついたツ タは、1年中折に触れて眺めていますがやは り秋が一番美しい。 冬は葉が全て落ちてツルだけだった姿から春 になって新芽が芽吹き、夏は緑色…

リンドウ(花)

リンドウの花は、秋のほとんどの花が終わっ た頃に咲き始めます。 青い花は宝石のサファイアを思わせるような 色で何度見ても惚れ惚れとしてしまいます。 この辺りではもう野生のリンドウを見ること はほとんど出来なくなりましたが、園芸品種 のものは時々…