淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

その他

京都

10年程前、丁度桜が咲いている頃、京都に 行きました。 隣りの滋賀県立近代美術館で行われた展覧会 を観に行った時、せっかくなら京都にも寄って いこうと足を延ばしたのです。 京都には修学旅行や家族旅行で何度か訪れて いましたが、この時は一人旅でした…

虹色

玄関の壁に虹色の帯が映っていました。 偶然、止めてあった自転車の反射板が プリズムの役割をして太陽の光が7色に 別れたのです。 私が、空に現れる虹を見るのは年に 1、2回です。 実際はもっと何度も現れているのかも しれませんが、「あ、虹だ!」と気…

マドラー

自分の部屋の窓辺にガラスのマドラーを 吊るしています。サンキャッチャーの代わり です。マドラーなのにちゃんと紐を通す穴も 開いていたので丁度良いのです。 冬は部屋の奥まで日が射しこんでくるので キラキラと光ります。 近づいて見ると外の電信柱が縮…

ルーティン

メリハリのない天気が続いています。 雪は降ることは降るのですが、とても 水分の多いビチャビチャ雪。 少し積もってもすぐ消えてしまいます。 積雪がないのは、片付ける苦労がないので ありがたいことですが、いつもと違うという ことは不安なことでもあり…

初詣

中学生ころまでは家族で揃って元旦は 初詣に行っていました。 朝、おせちとお雑煮を食べてからお昼近くに 出発して帰って来るのは夕方。 都内の結構有名な神社に2時間位かけて 毎年行ってました。 近くに地元の神社があるのになぜワザワザ 遠く混雑している…

サンタクロース

私は、サンタクロースを小学校2年生ごろ まで信じていたらしいです。 「らしい」というのは私自身はいつサンタ クロースの存在をはっきりと否定したのか 記憶がスッポリ抜けてしまってないからです。 母は今でもクリスマスが近づくと「学校で みんながサン…

部屋

引越す直前まで暮らしていた私の部屋は 今はもうありません。 西向きで夏は苦しいほど暑い部屋でした。 その分、晴天の冬の午後はポカポカ。 引越し屋さんが荷物を全部運んで行った後 ガラーンとした部屋で最後に写真を撮り ました。 暮らしていた時はなんて…

ヨコハマ

30年以上前、ここは寂れた造船所跡でした。 150年前は、文明開化で沸き立っていた場所。 現在は、近代的高層ビルが立ち並んでいます。 横浜はよく買い物や映画を観に行った街です。 私は住んでいたわけではありませんが、 電車で乗り換えなしで行けたのでよ…

年賀状

そろそろ年賀状を書かなければと思って いるのですが、なかなか重い腰が上がり ません。 とはいってもほとんどは印刷で裏面に一言 添えるだけです。全部で20枚前後ですから 集中してやれば1時間くらいで終わるはず です。 世の中は年賀状をやめる方向で動い…

イルミネーション

クリスマスが近づいてあちらこちらの都市で 大規模なイルミネーションが行われている ニュースを目にするようになりました。 私たちの住む地域でも少し離れた駅の方で 行われているので暖かい日が続いた夕方 母と出かけてみました。 少し時間があったので普…

昨日は父の誕生日でした。 御年83歳。頑張ってます。 今朝も町内会の月例清掃に参加してきました。 参加することに意義があるという感じで あまりお役に立っているとは思えませんが 行ってもらえるだけでもありがたいです。 父は幼少期に両親を亡くし、戦争…

ザ・サンタ

大人になってからはクリスマスの 飾り付けを熱心にする方ではありません。 たまに小さな飾りやリースを玄関に 置いたりする程度です。 今年はどうしようかなぁと思って 本棚でフッと目に留まったのが この絵本です。 ずいぶん前に古本屋で軽い気持ちで 手に…

ラジオ

テレビがデジタル放送に変わった時 からラジオを聴くようになりました。 テレビを観る時間がなかった ということもありますが 、 お金もあまりなかったし観たいと 思える番組も減っていたので 買い替えませんでした。 慣れてしまえば特に不自由を感じない で…

神社

初めて宵の口の神社に行きました。 東京方面に用事があってちょっと 時間があいたのでそういえば この近くに神田明神があったはずと 思い出して行ってみました。 暗くなり始めた時間なのに 外国人観光客なども見られ境内も きれいにライトアップされていて …

ビルディング

透明感が感じられるものが好きです。 ガラスで作られた物もその中の1つ です。 小物から建造物まで興味津々です。 写真は初秋に訪れた東京駅前の ビル群です。 昔、ちょっとだけ近くで働いていた のですが、その頃とは全く別の 宇宙都市のようなビル群に生…

ツタ(紅葉)

コンクリートの石垣にからんだ蔦が見事に 紅葉していました。 蔦にもいろいろな種類があるのでしょうが、 ここの葉は光沢があって赤がより一層際立って 見えました。 生憎、この日は曇り空だったので少し暗い写真に なってしまい残念です。 もし、雨上がりで…

休耕田

近くの水田地帯に時々散歩に行ってみます。 この辺りは山間部なので田んぼも大規模ではありません。 そして虫食いのようにあちこちに放置された使われない 田んぼがあります。 その一角に稲刈りは終わったのに金色に波打っている セイタカアワダチソウの群落…

廃校

山の麓の集会所。 いつも寂しそうに佇んでいる。 賑やかな声が響き一緒に過ごした時間。 今日も子供たちが戻ることを夢見ている。

朝露

帽子を忘れて早朝散歩。 耳が痛いほど空気が冷たい。 いつの間にやら季節は進み。 二十四節気もうすぐ寒露。

里芋の葉を転がる水滴。 面白いくらい水を弾く。 科学ではロータス効果と呼ぶらしい。 光が射せば虹色のプリズム。

イネ

長い梅雨寒で心配された実り。 田んぼは一面米の香り。 人にとっては苦しい暑さ。 米にとっては天からの恵み。

出穂(しゅっすい)

人間にとっては厳しい暑さ。 稲にとっては成長のエネルギー。 全精力を穂に注ぐ。 実りの秋へ全力投球。

水田

山あいの田を渡る風。 水中をオタマジャクシが行きかう。 猛スピードで成長する稲。 迷っている時間は自然界にはない。

ツクシ

日当たりの良い土手。 ニョキニョキと伸びている。 ムーミンに出て来るニョロニョロ。 フィンランドにもあるのかな。

焦点

這いつくばって眺めてみた。 光に向かって懸命に伸びる。 小さな命でも価値は同じ。 這いつくばっても生きている。

夜の間に溜まった涙。 夜明けの光を集めて輝く。 枕を濡らした想いはやがて。 気体となって空に還る。

ベイブリッジ

海に架かった大きな橋。 北風に吹かれ立っていた。 遠い過去の空の下。 自由が羽ばたいていくのが見えた。

吉日

鋭い鳴き声。 眼前を切り裂くコバルトブルーの影。 生きる宝石と呼ばれる羽色。 幸運な日だったと思える昼下がり。

人工物

人間が作った物体をものともせず。 雲は次々と流れていく。 環境の変化をものともせず。 柔軟に対応していける勇気が欲しい。

ロゼット

今ごろ紅葉? いいえ、日光浴です。 芽吹きが始まる前。 賢いものたちは我が世の春を謳歌中。