淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

マンリョウ(実)

今年の我が家のマンリョウは不作です。 ちょっと残念ですが仕方ありません。 今年は全般的に雨が少ないためその影響なの かもしれません。 マンリョウの実もピラカンサの実と同様にヒ ヨドリの大好物です。赤く色づくとどこから かやって来て大きな声でこれ…

モチノキ(実)

バス通りに植えられたモチノキに赤い実が、 見られるようになりました。 モチノキは、和風庭園ではモッコク、モクセ イなどと並んで欠かせない木ということで庭 木の三大名木と呼ばれています。ただ、最近 は、洋風の派手な庭木が増えたせいでその知 名度も…

ツクバネ(実)

ついこの間までたくさんの黄葉をまとってい たツクバネの木も、冷たい雨に打たれてすっ かり葉を落としました。 ツクバネは、春から秋までは枝にたくさんの 葉を茂らせているので緑色の若い実はほとん ど目立ちません。花が咲いた後、夏にはすっ かり羽子板…

ピラカンサ(実)

秋に赤い実をつける木々はたくさんあります が、晴天の下で見るピラカンサの実は特別輝 いているように見えます。 今年もこの辺りではあまり実のつきは良くな いようですが、それでも赤い実をあちらこち らで見かけます。 初夏、びっしりと白い花を咲かせる…

モミジ(実)

色づいたモミジの紅葉はあっという間に散 り、葉のなくなった枝にはモミジの実だけ が残されています。 モミジの実は、プロペラのような形をして います。春に花が咲きその後、実は完成し た形で緑色の多くの葉に紛れて秋までは枝 に留まって過ごします。 真…

ヒメアリドウシ(実)

今年もヒメアリドオシの実は鮮やかです。 真っ赤な実は、葉を覆いつくすほどたくさん なっています。 この木は普段はほとんど目立たない存在です が、冬が始まる直前だけ実が赤く染まってそ の存在を知らせます。ずいぶん昔から庭の隅 にあって、ほとんど手…

スズメウリ(実)

今年はスズメウリの実が豊作です。 雑木林の日当たりの良い場所には、白く半透 明になった実が鈴なりです。 スズメウリの実は小さくせいぜい人の親指の 爪の大きさくらいしかありませんが、中には 黒くて平らな種が6~7枚入っています。夏 の終わりは翡翠…

ビワ(花)

夏にたくさんの実をつけていたビワの木を再 び訪ねてみました。 まだ青い蕾だろうと思っていたところにはす でに開き始めた花も見られ、日当たりの良い 田んぼの真ん中で晩秋の日差しを浴びていま す。かなり立派な木でオレンジ色の実がたわ わに実っていた…

ツルウメモドキ(実)

今年は庭のツルウメモドキの実が、たくさん なりました。 小さな盆栽仕立てだった木も地植えにしてす っかり根が馴染んだのでしょう。 ツルウメモドキは、晩春にわずかに緑色を帯 びた小さな白い花を咲かせます。雌雄異株の ため、実がつく雌株は花が終わる…

コムラサキシキブ(実)

コムラサキシキブは、雑木林に自生するムラ サキシキブを品種改良して作った園芸品種で す。 ところが、今ではコムラサキシキブのことを ムラサキシキブと呼ぶようになっている場面 にしばしば遭遇します。 コムラサキシキブは、ムラサキシキブより木 の高さ…

ガガイモ(実)

今夏もガガイモの花はたくさん咲いていまし た。 でもここ数年いくら実を探しても見つけられ なかったため、ちょっと興味を失いかけて花 の写真も撮っていませんでした。 11月になって久しぶりにガガイモが生えてい る場所を通りかかりました。民家の植え込…

ヘクソカズラ(実)

秋晴れの空の下、ヘクソカズラも実りの季節 を迎えています。 真夏の炎天下にも負けず、次々と可愛い花を 咲かせていたツルには今、金茶色の実がたく さんついています。 名前の通りヘクソカズラは、青く熟していな い実はかなりの異臭を放ちます。ところが…

ゲンノショウコ(実)

夏の終わりからポツポツと咲き続けていたゲ ンノショウコが、種をつけ始めています。 真っ黒に熟した種は、乾き切ると傘が広が るようにサヤの端が跳ね上がり種を出来る だけ遠くに飛ばす仕組みになっています。 種を飛ばしてしまったサヤの開いた形が、 お…

ノイバラ(実)

昨年は11月下旬でも葉がたくさん残っていた ノイバラが今年はもう実だけになってしまい ました。同じ木でも毎年状況が異なるのはそ れだけ気候変動も激しいからでしょう。 この木は住宅街の一角に1本だけ街路樹のよ うに植わっているのですが、毎年花も実も…

ニシキギ(実)

青空の下でニシキギの紅葉が、見事に映えて います。 昨年はニシキギの実も不作でしたが今年はほ ぼ例年通り。赤い実は葉の紅葉が始まってし まうと目立たなくなりますが、落葉すると再 び存在感を示します。 ニシキギは、この辺りの雑木林ではよく見か ける…

ミツバアケビ(実)

昨年立派な実をつけていたアケビの株には今 年は、実がつきませんでした。 でもこの辺りではアケビはあちこちにあるの で少し離れた場所にたくさん実がついている のを見つけました。 今年たくさん実をつけた株は、携帯電話の鉄 塔の足元のフェンスにからみ…

マムシグサ(実)

春にマムシグサの花を見た場所へ行ってみる とススキやクズが物凄い勢いで茂っており林 の中へは入れませんでした。 ヤレヤレこれでは中に入れないなぁと思って 周囲を見回すと林の左手の草むらに赤い実を つけたマムシグサが2株鎮座していました。 まるで…

マユミ(実)

庭で何年も謎の木だったマユミの木に今年は 初めて実が生りました。 マユミの木は雌雄異株のため、晩春に初めて 花が咲いた後、ほとんどの花が落ちてしまっ たのでこの木は雄株だったのかな?と実はあ きらめていました。ところが、秋になって少 しだけ実が…

ムラサキシキブ(実)

温かな午後の西日を浴びてムラサキシキブの 実が、耀いて見えます。 夏の初めに薄紫色の小花をたくさんつけてい た枝には今、小さな紫色の実がたくさんつい ています。実の数は花の数に比べるとだいぶ 少なくなっていますが、それでも枝のそこか しこを彩る…

カキ(実)

今年も庭のカキの実の食べ頃が近づいてきま した。 昨年より実の数は少しだけ多いようですが、 もう高い所は鳥につつかれています。 花の咲いていた頃、美しい若葉色をしていた 葉もまだ緑色の部分もありますが、このとこ ろ朝の気温が急速に下がっているた…

オオオナモミ(実)

稲刈りの済んだ広々とした田んぼの横を歩い ていると道端にたくさんのオオオナモミが茂 っているのに気がつきました。 しばらくの間オオオナモミの株ばかりが続く ので、こんなに殖えてしまって大丈夫なのだ ろうか?と思うほどです。 オナモミの仲間は世界…

サンザシ(実)

今年もサンザシの赤い実を見ることが出来ま した。 今年の春は、いつもより花の数が少なく実が 見られないかもしれないと思っていました。 そのため、実が見えてくるまで心配でしたが 思ったより多くてホッとしています。 赤い実は中心が雌しべの名残で陥没…

ガマ(実)

今年はもうガマの穂が立派に完成していま す。 この1つの穂の塊におよそ35万個の種が格 納されていると、ものの本には書かれてい ます。種自体の大きさはタンポポの種と大 差ないくらいですが、穂の中で綿毛が折り たたまれてギュウギュウ詰めになっている …

ハナミズキ(実)

日差しが弱まってくるのに反比例するように ハナミズキの実が目立つようになりました。 ハナミズキの実は、花の色が白でも赤でも関 係なく赤い実です。 開花時、花のように見える部分は実は花では なく総苞という葉が変形したもので本当の花 は中心部の粒々…

ウメモドキ(実)

少し黄葉が始まりかけたウメモドキには、朱 色の実がたくさんついています。 6月の終わりに花が咲いているのを見かけて から3ヶ月が経っています。 ウメモドキは、葉の形がウメの木に似ている ことからこの名がついたと言われています。 確かにちょっと似…

ドングリ(実)

今年もドングリが色付く頃となりました。 この辺りのドングリは、ほとんどがナラや コナラの実です。たまにクヌギの木もあり ますが、クヌギはもっと大粒で特徴的な形 をしているのですぐの見分けがつきます。 私たちは、ブナ科の樹木の実の俗称として 一括…

クサギ(実)

クサギの実が青く色付く頃は、雑木林もひっ そりとしています。 真夏に甘い香りを漂わせて咲いていた花はい つの間にか瑠璃色の実に変わっています。 田んぼの周りの雑木林は稲刈りが終わって以 前にも増して人影がありません。空気は日に 日に冷たくなり、…

ガマズミ(実)

今年は雑木林の実りがあまり良くない年です が、ガマズミだけは例外のようです。初夏の 頃、小さな白い花をつけていた部分が真っ赤 な実でいっぱいです。 ガマズミは、雑木林のあちらこちらで見られ る木なのでこれで少しは鳥たちの冬の食料も 大丈夫かな、…

ヤマボウシ(実)

今年は、この辺りのヤマボウシは花が少なか ったため当然実の数も少ないです。 我が家の玄関先にもヤマボウシの木はあるの ですが、今年は1つも花が咲かなかったうえ に株立ちの幹が2本も枯れてしまいました。 元々周囲の山にも生えている木ですから寒さ …

ナツハゼ(実)

ついこの間まで私にとってこの木は、ずっと 名前がわからない木でした。 農家の庭の道路からすぐの斜面に植えてある 木で散歩の度に通るので毎回何の木だろう? と気になるのですが手掛かりは秋になると黒 い実がたくさん生るということだけ。実が生 るとい…