淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

カラハナソウ(実)

先日カラハナソウの雄花が咲いているのを見 たのでそろそろ果穂も大きなったのではない か、と思って毎年見かける場所へ行ってみま した。 雌花は花の頃は小さくあまり目立ったないの ですが、受粉すると段々と大きく目立つよう になり果穂という種を宿した…

ツリバナ(実)

今年は、雑木林の林縁でツリバナの実を見か けることの多い年です。 ツリバナは、ニシキギ科の落葉低木で秋にな ると特徴的な実をつけます。花と実が枝から 長めの花柄(果柄)によってぶら下がるため ツリバナという名前になりましたが、別名ツ リバナマユ…

アオハダ(実)

昨年たくさんの実をつけたアオハダの実が、 今年は不作です。 特に近所のバス停周辺の雑木林のアオハダは 大木がたくさんあるのにほとんど実をつけて いません。花の頃からずっと心配していたの ですが、春先の雨不足が影響したのではない か、と考えていま…

ノブドウ(実)

ノブドウの実が色付いています。 暑い盛りはどの実も緑色でしたが、いつの間 にやらそれぞれが思い思いの色に色付いてい て不思議です。 ノブドウの実が青や紫に色付くのは虫が寄生 するためと聞いています。この様々な色に変 化した実をこのまま閉じ込めて…

オトコヨウゾメ(実)

まだ紅葉の始まっていない雑木林の中でオト コヨウゾメの扁平な赤い実が目立ってきまし た。 実の大きさは1㎝くらいでガマズミの実に似 ていますが、花数がガマズミに比べて圧倒的 に少ないため実の数もまばらです。でもサク ランボのような垂れ下がった実…

ハマナス(実)

ハマナスの実が色付いています。 あんなにたくさんの花が咲いたのに実になる のはそのうちのごく一部です。意外と結実率 は悪いのだなぁと思いながら見ています。 ハマナスの花は、鮮やかなショッキングピン クですが実は朱色をしています。大きさは大 きめ…

クリ(実)

クリの実がだいぶ大きくなってきました。 クリは、6月に花が咲いて9月下旬には完熟 するのでほぼ3ヶ月で収穫出来る計算になり ます。 トゲだらけのイガは、元は雌花なのですが花 の頃はとても小さくほとんど目立たない存在 です。目立っているのはむしろ…

ホオズキ(実)

両親の代わるがわるの通院に付き添っている うちに8月も終わりが見えてきました。 フッと見ると夏の初めに花が咲いていたホウ ズキはすっかり朱色に色付いています。プッ クリと膨らんだ外皮は初め緑色でしたが、茎 に近い部分から朱色に染まりました。 本…

イネ(実)

イネが頭を垂れ始めました。 花が咲いて3週間近く経ち、朝晩はだいぶ過 ごし易くなりましたが、日中の田んぼはまだ まだ暑いです。 田んぼにはキラキラ光るテープが張られ、お 馴染みのタカを形どった凧も据え付けられま した。どれもスズメ除けにセットさ…

ナワシロイチゴ(実)

可憐なナワシロイチゴの花を見つけてから実 が、なるのを楽しみにしていました。 時々訪ねてはいましたが、途中雨が続いてし ばらく見に行くことも叶わずやっと赤く熟し た実を写真に撮ることが出来ました。赤い実 はちょっと大きめのビーズの粒がいくつか集…

ブドウ(実)

春に小さな花をつけていたブドウが、このと ころの暑さでだいぶ房が大きくなりました。 まだ若いのでこれからどんな色に変わるのか わかりませんが、だいぶブドウらしくなって きました。 このブドウの木は道路の横に無造作に植えら れているだけで誰かが、…

ウワミズザクラ(実)

このところ戻り梅雨のような天気が続いてう んざりしています。 ウワミズザクラの花が咲いていた頃は雨が降 らなくて困っていたのに先日は、この辺りで は珍しいザーザー降り。草木は生き返ったよ うに雨に濡れています。 湿潤な気候を好むウワミズザクラは…

ヒメコウゾ(実)

雑木林の林縁を歩いているとヒメコウゾの実 が、赤く熟れてきたのが目に入ります。 朱色の実はモミジイチゴの実に良く似ていま すが、モミジイチゴとは葉の形が違うので種 類が異なることがすぐ判別出来ます。 ヒメコウゾの実は食べることが出来ますが、 雌…

ビワ(実)

田んぼの真ん中に大きなビワの木がありま す。 ここの田んぼは家から少し遠いのですが1 区画が大きく空が広々としているので時々 訪ねます。ビワの木はゴーゴーと音を立て て流れる用水路の側らにあって5月頃から 青い実をつけていました。 記録的な短い梅…

ヤマグワ(実)

今年もヤマグワが実る季節が来ました。 もう誰もこの実を採って食べる人はいないた め、あきれるほどたくさんなった実は鳥が食 べる以外道一面に落ちているだけです。この 辺りにどれくらいの鳥が生息しているのかわ かりませんが、食べきれないほどたくさん…

ウグイスカグラ(実)

挿し木をして庭で育てているウグイスカグラ は、小さいながらも順調に育っています。 昨年挿し木をしたばかりなのに花後、早々に 実をつけたと思ったらあっという間に鳥たち に食べられてしまい写真が撮れず残念な想い までしました。仕方がないので親株の木…

ジューンベリー(実)

春に花を咲かせた木々がそろそろ実をつける 季節になりました。ジューンベリーもその中 の1つです。 ベリーの仲間は一斉に赤く実ることはなく、 日当たりや花が咲いた順に熟すため赤い実と 緑の実が混在します。その様子がまた美しい のですが、このことが…

フキノトウ(実)

春の訪れを一番最初に知らせてくれたフキノ トウは、もう綿毛をつけタネに姿を変えてい ます。 タンポポにそっくりですが一輪一輪が小さい 綿毛のブーケは、風が吹けば今にも旅立ちそ うな様子です。田んぼの畔にはそんなフキノ トウがたくさん。萌黄色だっ…

アオキ(実)

年の始め頃、緑色のツヤツヤした実をつけて いたアオキの実が最近急速に色付き始めまし た。 まだ雑木林の中は、葉が茂っておらず落葉樹 の下に生えているアオキには春の日差しが燦 々と当たっています。アオキは、この時期を 逃してなるものか!といった感…

シロヤマブキ(実)

青空の下でシロヤマブキの実がピカピカと光 っています。 シロヤマブキは、この辺りではゴールデンウ ィーク辺りに白い花が咲くバラ科の落葉低木 です。 同じ頃、濃い黄色の花が咲くヤマブキに花の 形や樹形は良く似ていますが、シロヤマブキ は花びらが4枚…

ワルナスビ(実)

今年もワルナスビの黄色い実が、歩道脇にた くさん実っています。 私が見るワルナスビは、毎年決まった場所に 生えるもので日当たりの良い斜面の一角に集 中しています。 この時期、歩道脇は植え込みのサツキ以外何 も生えていません。ススキやエノコログサ…

ローズヒップ

ローズヒップとは、バラの実全般を指す言葉 です。 私の住む辺りでは野生のノイバラの実をよく 目にしますが、この写真の実は多分園芸品種 のバラの実です。 近所を散歩していて見つけたのですが、ノイ バラの実に比べると10倍くらい大きく、ひと きわ目立っ…

シラカバ(実)

午後3時ごろにになるとただでさえ弱い日差 しは、急速に衰えます。 そろそろ戻らなければと雑木林沿いの道を足 早に通り過ぎようとすると、枝にぶら下がっ ている小さな実が目に入りました。白い樹皮 からすぐにそれはシラカバの実だとわかりま したが、実…

ガマ(綿毛)

秋にちくわのような穂を立てていたガマは、 今、凍りついた水面に綿毛をつけて点々と立 っています。あのちくわのような穂は自然に 弾けて綿毛を露出しています。 立っている足元の水は氷に変わっており、周 囲も枯草ばかりが茂って寒々としていますが 穂の…

オオハンゴンソウ(実)

夏から秋にかけて鮮やかな黄色い花を咲かせ いたオオハンゴンソウは、今たくさんの種を つけたまま立ち枯れています。 オオハンゴンソウは、一株から1600粒もの種 を生産するそうです。また、種だけでなく地 下茎からも増殖が可能なため撲滅するために は根…

カキ(木守り)

久しぶりに、山の下の農家の集落を歩いてみ ました。 庭先のカキの木には木守りというには随分た くさんのカキの実が残されていましたが、今 では大半は鳥たちにつつかれてヘタばかりが 残っています。 高齢の方は子供の頃、甘いものが貴重品だっ たせいか、…

オオセンナリ(実)

夏の終わりから秋にかけて花を咲かせていた オオセンナリが、たくさんの実をつけていま した。 オオセンナリは、ホオズキの仲間で大きな薄 いブルーの花は大変優美ですが、実はホオズ キのように赤くはなりません。黄色から茶色 になっておしまいです。ペル…

ヤマフジ(実)

この地方で最も快適な季節に見事な花房で山 を彩っていたヤマフジは、今の時期大きなサ ヤをぶら下げて風に揺れています。 大きなサヤは、ヤマフジがマメ科の植物であ ることを証明しており、大きいものは20㎝近 くあります。 ヤマフジのサヤは、早春、新芽…

アオキ(実)

東京で大雪が降って大混乱になっている頃 私の住む地域はこのところ少しだけ気温が 上がって積もっていた雪が溶けました。 関東地方に雪が降るのは南岸低気圧のせい ですから少しずつ春が近づいている証でし ょう。 雪が溶けると歩き易くなるので、雑木林へ …

ヤブラン(実)

冬の鈍い光の中で漆黒のヤブランの実が、光 っています。 ヤブランは庭園などに植えられているのをし ばしば見かけますが、雑木林の草むらにも自 然に生えている植物です。 夏の終わりから薄紫色の花を咲かせ、その後 なる実は最初、翡翠のような緑色ですが…