おひさま
このところ毎日雪が舞う天気が続いています。
暖冬と思ったのは、ただ寒さが出遅れていた
だけで、もしかしたらこれからが冬本番?と
思うほど気温が低い日が続いています。
太陽の前に薄い雪雲が横たわっています。
薄日が射しているのに雪は絶え間なく空から
降り注いできます。
普段、晴天の日ならば南向きの私の部屋は
冬でも日中はほとんど暖房は必要ありません。
大きな窓から燦々と遠赤外線が降り注いで
きます。おひさま、様々です。
ところが一度太陽が遮られるとたちまち寒さで
震える部屋になってしまいます。
窓が大きいのも良し悪しで外の冷気が押し寄
せてきて窓ガラスは結露の滝になってしまい
ます。
ニュースで網走に流氷がやってきたと報じて
いました。また各地の雪まつりもこの寒さで
ホッとしている様子が映し出されています。
皆さんニコニコしていて嬉しそうです。
冬は寒い、夏は暑い、春と秋は美しいのが
日本の正常な姿なのでしょう。
点々とガラスに貼りついた水滴越しに見る
おひさまは弱々しく全く眩しくありません。
でも、これで良いのだ、これが良いのだと
思いながら見つめています。
普段は眩し過ぎて今しかこれも出来ないこと
なのですから。