ヤマブキ(花)
日に日に太陽の光は強くなっていますが、
空気は一向に温まる様子がない日々が続いて
います。遠くに見える雪山の雪も減っている
ようには見えません。毎日毎日、山から吹く
冷たい風が恨めしいです。
日の出の時刻もすでに4時台に突入して
早朝散歩がいつから出来るか、今か今かと
楽しみにしているのですが。。。
山の斜面ではヤマブキの花が咲き始めました。
ヤマブキの花を写真に撮るのは、案外難しい
です。花びらの色が明るすぎるため、ハレー
ションを起こしてしまうことが多いからです。
明るいということは、本来はありがたいこと
のはずですが、明るいも過ぎるとまぶしくて
本来、見えるものを見失ってしまうという
不思議な現象が起こります。
また、性格が明るすぎるというのもかえっ
周囲を疲れさせたり、不安にさせることが、
あります。何事も「過ぎたるは猶及ばざる
が如し」ということでしょうか。
同じヤマブキの花でも早朝の光の中で見ると
しっとりと落ち着いた風情を醸し出した写真と
なるのですが、いつから早朝散歩を始められる
ほど気温が高くなるのかは、自然界のみが知る
予測不可能な領域です。 人間に出来ることは
待つことだけです。