ツクバネウツギ(花)
今年初めてお目にかかった花の1つにツクバネ
ウツギがあります。名前の由来は、花後、花の
付け根に、実る種とガクの取り合わせが羽根つ
きに使う衝羽根に似ているためのようです。
今や、羽根つきといわれても今の若い方たちは
馴染みがないかもしれませんね。私が幼稚園位
まではお正月に遊んでいる子供もいましたが、
今は全く見かけない遊びとなりました。木で
出来たラケットのような板でツクバネという
羽根の付いた小さな玉を打ち合う遊びです。
この場所は、一応〇〇広場という名称になって
いますが、滅多に人がいない場所です。
元雑木林の一角を利用した場所なので、境界と
なっているフェンスの向こうは大きな木がたく
さん茂っていますし、たまに珍しい鳥を見かけ
たりもします。
ツクバネウツギは、このフェンス沿いに公園
側に侵入するように咲いていました。微かに
ピンク色がかった花びらに黄色い筋が入った
可愛い花で、どの花も2個一対になって咲いて
います。
ここに来て丸二年経ったので、もうほとんどの
花木とお馴染みになったと思っていましたが、
まだまだ未知との遭遇は残っているようです。
植物の沼にまだまだ深くはまりそうです。