オオハンゴンソウ(花)
写真を撮ると白っぽい画面に仕上がります。
それだけ空気が水蒸気の粒子で満ちていると
いうことでしょう。
雨のやみ間をぬうように田んぼの方へ行って
みると鮮やかな黄色のオオハンゴンソウが
あぜ道のあちこちで咲いていました。
田んぼの水はほとんど抜かれてあんなに賑やか
だったカエルの合唱もほとんど聞こえません。
気温が低い時は、田んぼの水を抜いて稲が冷えて
生育が悪くならないようにするといつかどこかで
聞いた気がします。あぜ道を歩くと草露で靴が
ビショビショになってしまい失敗した!と思い
ながらアスファルトの道に移動します。一度濡れ
るとなかなか乾かないのだから濡らさないように
しなくては。
夜明けと夕暮れ時にヒグラシゼミの鳴き声が
聞こえてくるようになりました。カナカナカナ♪
と響く音は思いのほか高く、雑木林からは少し
距離がある我が家でもよく聞こえます。
いつの間にか日の出と日の入りの時刻もお互いに
近づいて昼間の時間が短くなっています。
早く梅雨明けしてくれないとただでさえ短いこの
地方の夏が終わっちゃう!と恨めし気に空を見上
げて田んぼを後にしました。