クリ(実)
今年もクリの実の成長は順調な様子です。
クリといっても雑木林にあるクリは山栗で
農家の方が栽培しているクリよりはだいぶ粒が
小さいです。多分半分くらいの大きさです。
もう少し秋が深まると自然にイガが割れて木の
下に可愛いクリの実が落ちているようになり
ます。拾って茹でれば食べることも出来ます。
クリの実は、雑木林に住む動物達にとって大切
な食料です。 この夏、出会ったイノシシも山
にクリの実がどっさり実っていたらわざわざ
危険な山里に下りてきたりはしないはずです。
山を切り拓いて人間が住む住宅地を作ったり
するので動物達の食料が不足して田んぼや畑
が荒らされるようになるのでしょう。
父が知人から聞いてきた話では、イノシシが
田んぼで泥浴びした後の田んぼは、臭いが酷
くて米が売り物にならないそうです。
私の住む住宅地も多分、元は雑木林だった
はず。なんだかイノシシに悪いなぁと思い
ます。せめて今年もクリの実がたくさん生っ
てイノシシが食べ物に不自由しませんように
と願うことしか出来ない自分が不甲斐ない
です。