ケイトウ(花)
だいぶ日の出の時刻が遅くなりました。
天気が悪いと余計暗く、自室から見える公園の
LED電球の灯が突き刺さるようにギラギラと感
じられます。
暗い中、出掛けると親達も心配しますし、花も
まだ開いていないのでそろそろ早朝散歩の季節
も終わりかなぁと残念に思っています。 朝の
散歩は、本当に気分が清々して気持ちが良いの
で暗くなければ寒いのは何とでもなると思って
いるのですが、仕方ありません。
夏の花が終わり、秋は小さな地味な花が多い中
鮮やかなケイトウの赤い花が、段々明るくなる
朝の風景の中で目につきます。
ケイトウにも色々な種類があって名前の由来に
なった鶏のトサカみたいな形の花の他に、キャ
ンドルの炎のような円錐形の穂を何本もつける
花もあります。 花色は、赤系が多いですが、
たまに黄色も見かけます。熱帯地方原産のため
とにかく暑いの大好きな植物ですが、その分、
寒さが来ると黒い種を実らせて姿を消してしま
います。
あんなに暑かったのがウソのようにこの辺りは
涼しくなりました。燃焼という意味のギリシャ
語に由来する学名を持つケイトウの花もそろそろ
見納めが近づいています。