淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

今日の空47

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雲の向こうに太陽が透けて見えます。

もうずいぶん長いこと青空を見ていない気が

します。いったいいつになったらスッキリと

晴れるのかなぁ。

毎日朝起きては失望を繰り返してため息をつ

くのが日課になっています。明日から晴れる

という天気予報の太陽マークは、次の日にな

ると日々後ろへ繰り延べになってもう信じら

れなくなっています。

こんな冴えない天気でも元気な生き物がいる

もので、カエルが、梅雨時かと思うほど大き

な声で鳴いているのが部屋にいても聞こえま

す。外では、よく見ると木の枝に登っていた

り、地面にほとんど同化しているものも見か

けます。生き物たちは、そろそろ冬眠に入る

時期ではないか、と思っていたのですが、

カエルは、まだまだ!っと言っているかのよ

うに元気そうです。

晴天の時は、太陽は直視してはいけない、と

言われています。それぐらい太陽の光は強烈

ということです。雨か霧かわからないほど微

妙な水滴が空気中に漂う天気は、滅多に見る

ことの出来ない太陽の輪郭をお月見のように

眺られる絶好の機会をくれるのだと教えられ

ました。