イタヤカエデ(黄葉)
夏の間は草が生い茂って藪になっている道が
なんとか通れるようになっていつもとは違う
散歩コースを辿りました。
小さな川の上に覆いかぶさるように立ってい
るイタヤカエデの木には、まだ金色に光る葉
が残っていてキラキラと輝いています。
すぐ横には高速道路が走っているので車が出
す騒音と振動が聞こえてきますが、目に見え
る光景だけは邪魔出来ません。風が吹く度に
葉が煽られてヒラヒラする様子も美しい。
イタヤカエデの下を流れる川の水は澄んでい
るのに魚の姿が全く見えないのがいつも不思
議です。この川は、田んぼからの水も流れ込
んでいるはずなのにいつ見ても魚影が見えな
いのです。父によれば以前は小魚がいてカワ
セミも見られたというのですが。。。
一見きれいでも何か良くない物質が流れ込ん
でいるのでは?という想いが頭の中をよぎり
ます。知らず知らずのうちに私の身体は何か
に侵さているのかもと背筋が寒くなってくる
のは風が冷たいせいばかりではないのです。