ヒメアリドオシ(実)
寂しくなってしまった庭で唯一目立っている
ヒメアリドオシの実です。
本来は常緑樹のようですが、赤く色付いた葉は
しばらくすると落葉し、赤い実もいつの間にか
なくなります。常緑樹とはいえ、寒さが厳しい
私の地方では冬はほとんどの葉が落ちて枯れて
しまったように見えます。
アリドウシは、千両、万両などのお正月の縁起
物と呼ばれる植物の仲間で別名一両と呼ばれま
す。「千両万両有り通し」でお金が絶えないこ
とを願掛けするのです。
アリドオシの小さい種類をヒメアリドウシと呼
ぶようで我が家にあるのはこれです。枝はたく
さん茂るのですが、高さは何年経っても変わら
ず50cm以下です。枝の所々に鋭い棘があり
アリのような小さな虫でないと通り抜けられな
いというのも名前の由来の1つだそうです。
寒さも本格的になり、朝になっても暗く、雲が
空の大半を占めている日が続くようになりまし
た。1年で一番重苦しい時期です。なんとか冬
至を乗り切り、健康第一で新年を迎えたいと思
っています。