ツノハシバミ(蕾)
昨年末に見た時はまだ小さかったツノハシバミ
の蕾がだいぶ大きくなってきました。
枯れたベージュ色ばかりの雑木林の中でじっく
り観察しないと見過ごしてしまうほど風景に
同化しています。雌花の蕾も小さく写真には写
っていますが、目立ちません。
毎年、秋には実がなっていますが、その実はい
つの間にかなくなっています。誰かが収穫して
いるのか、それとも鳥や動物が食べているのか
不思議なことの1つです。
昨夏、この辺りでイノシシに遭ったので夜の間
に食べているのかもしれません。薄茶色の実は
大変脂肪分に富んでいるのでイノシシやリスに
とっては御馳走だと思います。ちょっとハワイ
のお土産で頂くマカデミアナッツに似ている気
もします。調べてみるとマカデミアナッツは、
元々はオーストラリア原産でヤマモガシ科とい
う常緑樹なので全く違う種類のようですが、脂
っこい感じはよく似ていると思います。
週間天気予報を見るとまだまだ雪だるまマーク
が並んでいますが、耳をすまし、目を凝らせば
すこ~しずつ、春の息吹きを感じる今日この頃
です。