クレマチス(花)
クレマチスの花は、開いたばかりが一番濃い
色をしています。
日が経つと花の大きさは段々大きくなります
が、花びらの色は褪せてきます。
クレマチスは、非常に品種が多い植物で落葉
するもの、常緑のもの両方あります。花の時
期も春から冬咲きのものまであり、形も風車
のように開いたものから釣鐘型のものまでた
くさんの種類があります。
我が家にあるクレマチスは、全部風車型の花
ですが、最初は、ピンクに白い縁取りが入っ
た1種類だけでした。ところが、いつの間に
か真っ白なものと赤紫色の3種類に株が増え
てしまいました。
最初の株が自家受粉して白と赤紫に先祖返り
したのか、それとも近所の株から花粉が運ば
れて来たのか、わかりませんが、植えたわけ
ではないのに増えました。
今の時期、この辺りの庭ではあちこちでクレ
マチスの花を見かけます。寒さに強い品種が
多いのでこの地域の気候に合っている植物な
のでしょう。夏になると雑木林の縁や田んぼ
の畔でよく見かけるボタンヅルという花もク
レマチスの仲間です。
大きな花びらが、風にヒラヒラと煽られてい
るのを2階の窓から眺めているとなぜかとて
も豊かな気持ちになれる魅力的な花です。