ウド(花)
今年もウドの花が咲いています。
この花は、昨年とは別の株で農家の庭先植え
られているものです。昨年の株より更に大き
くその上高い場所にあるため下の道から見る
と余計大きく見えます。このような花がたく
さんついた枝を10本以上伸ばして立派に咲い
ています。
ウドは、春先から芽を出しゴールデンウイー
ク頃になると若い芽と茎を山菜として食べる
ことが出来ます。きっとこの農家の方もその
ために庭先に植えているのではないかな?と
私は思っています。
野生に育っているものを山ウド、栽培してい
る色の白いものを白ウドと呼んだりしますが
本来は同じ種類とのことです。早春、店頭に
並ぶ白ウドはアクがほとんどなくシャキシャ
キした食感が心地よい春の楽しみですが、あ
の白さを出すために真っ暗な穴の中で栽培し
ているそうです。ウドのモヤシっ子ですね。
山ウドは、栽培種でも普通に日に当てて育て
ます。そのため、食べるとほろ苦いアクを感
じますが、これはこれで春の味です。
日光に当たって育つウドは、夏の間にグング
ン大きくなり、秋に花を咲かせて種をつけま
す。本当は、木ではないのに生命力あふれる
姿に毎年感心しています。