ハナミズキ(実)
雲ひとつない青空にハナミズキの実が光って
います。
ハナミズキは、家の近所ではよく見られる庭
木ですがこんなにたくさんの実がついている
のは珍しいです。風に飛ばされてもう葉は一
枚も残っていませんが、赤い実と来年の花芽
が目立っています。
この日は、年に10日あるかどうか?という穏
やかな小春日和で母と一緒に散歩に出かけま
した。風も程よく歩いていると少し汗ばんで
くるような感じでしたが、心が晴れ晴れとし
てくるような日でした。
こんなにたくさんなった実もそのうち鳥たち
に食べられてしまうでしょう。なぜ、この木
だけたくさんの実がついているのだろう?と
思いましたが日当たりが良い以外は取り立て
て変わりがないように思えます。でもきっと
何かハナミズキが心地よいと感じる環境が整
った場所なのだと思います。
風に吹かれている花芽が開くまで約5カ月。
その頃には赤い実は、ひとつ残らず姿を消し
て青空をバックにパッチリと開いた花びらが
見られることを今から心待ちにしています。