オオセンナリ(実)
夏の終わりから秋にかけて花を咲かせていた
オオセンナリが、たくさんの実をつけていま
した。
オオセンナリは、ホオズキの仲間で大きな薄
いブルーの花は大変優美ですが、実はホオズ
キのように赤くはなりません。黄色から茶色
になっておしまいです。ペルー原産で寒さに
は弱いようですが、種をつけることでまた翌
年も花を咲かせることが出来る1年草です。
畑の角に生えていたこのオオセンナリは、花
が終わっても持ち主は放置しているようで枯
れた枝にたくさんの実をつけたまま立ってい
ます。畑の土は、肥えているようで70㎝四方
に枝を広げ丈も同じくらいあります。実を割
って中の種を取り出して見ると種は芥子粒よ
り小さくこれまたホオズキとそっくりです。
こんな小さな種からひと夏でこんなに大きく
なるとは驚きです。少しだけ失敬して春にな
ったら蒔いてみようと持ち帰りました。
家に帰って調べるとオオセンナリは、鉢やプ
ランターで育てると小型に育ち、地植えする
と大型化するそうです。またハエが嫌う匂い
を出すそうです。
外は一夜にして一面の銀世界に逆戻りでも春
からの楽しみをあれこれと夢想するのが冬の
楽しみです。