ソシンロウバイ(花)
雪の中でもソシンロウバイの花が少しずつ開
き始めています。
雪は消えてはまた積もり寒さが緩むことはあ
りませんが、それでもゆっくりと開き続けて
います。
ソシンロウバイは、江戸時代の初め頃日本に
渡来したといわれています。普通のロウバイ
は芯の部分が褐色ですが、ソシンロウバイは
全てが透明感のある黄色の花のためこのよう
な名前が付けられたとのこと。
このソシンロウバイは種から育ててようやく
今年初めて花が咲きました。以前住んでいた
家の近所のお寺の庭で毎年たくさんの花と実
をつけていたので、種をもらって蒔いてみた
のです。種を蒔いても本当に芽が出るのだろ
うか?と半信半疑でしたが、芽が出てもなか
なか花が咲かないので家族は本当に咲くの?
となかばあきらめムードでした。ようやく花
芽が確認出来て喜んでからもこの寒い北国で
大丈夫なのだろうか?と見守っていましたが
1年で一番寒いこの時期に開いてきました。
冬の初めまでたくさんの黄葉した葉をつけて
いた枝には今、一枚も葉が残っていません。
家族みんなで咲いた!咲いた!と笑顔になれ
て待った甲斐があったなぁとホッとしていま
す。