ブドウ(実)
春に小さな花をつけていたブドウが、このと
ころの暑さでだいぶ房が大きくなりました。
まだ若いのでこれからどんな色に変わるのか
わかりませんが、だいぶブドウらしくなって
きました。
このブドウの木は道路の横に無造作に植えら
れているだけで誰かが、特に世話している様
子は見られません。一応ブドウ棚らしい簡単
なものを作ってはありますが、それもイノシ
シでも体当たりしたら壊れそうなくらいささ
やかな棚です。不自然に道端に植えてあるブ
ドウに興味を持つのは私ぐらいでしょうが、
時々通るといつも様子を見てしまいます。何
しろ柵もなく道路と地続きなものですから。
近所では庭にブドウを植えて楽しんでいるお
宅もあります。秋には上手に色付いて美味し
そうに作っているのを見て感心しているので
すが、この持ち主不明のブドウは秋までに無
事実るかなぁと思うと余計気になる存在。
ブドウの房を見ていると何だか豊かな気持ち
になってくるのは私だけでしょうか?夏の太
陽の恵みを閉じ込めたような丸い実。朝日を
浴びたグリーンの塊はこのまま飾って置きた
いほど美しい、といつも思ってしまいます。
↓<5月中旬ブドウの蕾>