淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

キノコ25

ウンザリするほど雨が続いた後、近所の雑木

林へ行ってみました。

カサカサに乾き切っていた林の中は見違える

ように湿っており、歩くとスポンジを踏んで

いるようにジュクジュクしていました。

昨年見たタマゴタケがまた出ていないか、と

同じ場所を探してみましたが、今年は出てお

らずちょっとガッカリ。でも赤や白の大きな

キノコが地面には転がっており、やはりこの

雨でたくさんの胞子が目覚めて活動していた

のです。

雑木林の中を一巡りしてそろそろ帰ろうか、

と思って斜面を少し登ると白というより半透

明な1本のキノコに出会いました。朝早い時

間の雑木林はかなり薄暗いのですが、半透明

のキノコは少し発光しているのではないか?

と思えるほど美しい姿をしています。キノコ

には詳しくないので家に帰って調べようと写

真を撮りましたが、今のところ名前は不明で

す。どなたか御存知の方がいらしたら教えて

頂ければ嬉しいです。

キノコは生え始めから命を終えるまでの姿が

著しく変わるため素人が同定するのが大変難

しいです。卵の殻を破ったように現れるタマ

ゴタケさえ大きく成長し切って殻がなくなる

と判別が難しいです。

キノコの世界は、私にとって謎に満ちた魅惑

の世界です。