ケヤキ(紅葉)
買い物に行くスーパーの横のケヤキ並木が、
美しく紅葉しています。
運転しながらでは危ないので駐車場に車を止
めてから再度ゆっくりとケヤキ並木を眺める
と同じケヤキの木なのにそれぞれが、違う色
に染まっていることに気づきます。
あるものは、モミジのような真っ赤、またあ
るものはほとんど黄色ばかり、そしてオレン
ジ色のグラデーション。多分一緒に植えられ
た木々でしょうにどうして色が違うのだろう
と疑問に思いました。
大木に育つケヤキの木はその分、葉も大量に
つけています。秋になるとその大量の葉を落
とすため、時にはアスファルトの道でスリッ
プ事故の原因にもなります。地面が土ならば
大量の落ち葉は次第に土に還って豊かな土壌
を作る材料になるはずですが。。。
以前住んでいた所は、自生のケヤキの木が多
い所でした。元は田んぼだったというその辺
り一帯に大きなケヤキがたくさんあり、夏は
涼しい木陰を作り、冬は箒を逆さにしたよう
な樹形で枝を空一杯に広げる姿が美しかった
のを憶えています。
大人が3人ほど両手を広げて囲んだくらい太
い幹の木々を見上げながらこの木が生まれた
のは江戸時代ごろだろうか、と想像したこと
を懐かしく思い出しました。