食用菊
両親の故郷では菊をおひたしにして
食べる習慣があります。
主に黄色と紫色の花が食用菊として
売られているようです。
紫色の方は「もってのほか」と
呼ばれて黄色より有難がられて
います。
名前の由来は天皇家の家紋の菊を
食べるなんてもってのほかだ!
という説、もってのほかおいしい!
という説など色々あるようです。
我が家では花芯以外の花びらを
ほぐして酢を入れた湯でさっと
茹でて酢醤油で食べるだけですが、
少しほろ苦い味は大人の味です。
美味しいというより香りと
シャキシャキとした食感を楽しむ
晩秋から初冬の季節の味です。
みなさんの地域では菊の花を
食べますか?
*写真は食用菊ではありません m(__)m