淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

タネツケバナ(花)

タネツケバナの花があちらこちらで見ら れるようになりました。 小さな小さな花ですが、私はこの花が 好きです。いわゆる雑草の一種ですから 道端のちょっとしたスペースで見つける ことが出来ます。良く見ればアブラナ科の 一種なので菜の花にそっくりです…

東山魁夷の風景

田んぼの方からスギ林を見ると日本画家の 東山魁夷が描いた北欧の風景にちょっと 似ているように見えました。 昔、住んでいた所の地方銀行が、毎年年末に 東山魁夷の絵を使ったカレンダーを配布して いたのを思い出します。無料で配布される カレンダーは、…

満開(花梅)

東京では桜の花が満開になったそうですが、 私の地域は梅が満開です。 田んぼでは田おこしが始まり、耕されたばかり の地面にたくさんの小鳥たちがやって来て 土の中で眠っていた虫をついばみ、春の野は 久しぶりににぎやかでした。 のどかな春の始まりだな…

ショウジョウバカマ(花)

我が家の庭では今年は、ショウジョウバカマの 花がたくさん咲いています。 春以外は地面に這いつくばったような姿ですが 葉の間からピンク色のフサフサの花びらを ニョキっと伸ばしていくつもの花が咲いて います。本来は山の湿った斜面などに生えて いる植…

クレマチス(芽)

クレマチスが芽吹きました。 冬の間のクレマチスは茶色い紐のようなツル だけの姿になっています。 植物に疎い人は枯れたのだと思って切って しまうことがありますが、切り口の断面をよく 見ると中心部分は緑色になっており、細々と 生きていることがわかり…

ハクモクレン(花)

ようやくハクモクレンの花がほころんできま した。 青空をバックにした白い花はいつ見ても白い 小鳥のようだなぁと思います。 冬中、花を守っていた一番外側の毛むくじゃら の殻もそろそろお役御免となる頃です。 長い間、冷たい風から柔らかい花びらを守り …

カワヅザクラ(花)

ようやく散歩道の河津桜がほころんできま した。 首都圏の方で開花したニュースを聞いたのは、 たしか2月の初め頃でした。まだ雪が舞う こともある当地で日本列島が南北に長いことを 実感するのはこんな時です。 ソメイヨシノより早く咲く河津桜は、1966年…

今日の空26

図書館で借りたDVDで久しぶりに映画を観ま した。 理論物理学者のホーキング博士夫妻をテーマ にした「博士と彼女のセオリー」です。 母も観たいというので一緒に居間の大きな テレビで観ることになりました。 普段、私は、両親と一緒にテレビをほとんど 観…

ラッパ水仙(黄花)

昨年より少しだけ早く咲き始めた小型の ラッパ水仙。 前に建つ家の影になってしまう場所ですが 暗い日陰を明るくしてくれています。 日々コロナウィルスの影響で何かといつもの 生活が送れなくなっています。 ニュースなどを見ると、心がザワザワとして 必要…

スミレ(花)

一日中吹き荒れた春の風。 気象現象が年々激しくなっているのは単に 地球温暖化のせいばかりではないような気が して時々不安になります。 学校で習った程度の理科の知識で考えても 長い長い地球という惑星の歴史からすれば 今の人間の暮らしは吹けば飛ぶよ…

ヒヤシンス(花)

ヒヤシンスは庭で咲いている時はほとんど 香りを感じませんが、玄関など狭い空間に 飾ると実は強い香りがあることに気がつき ます。 一塊だった蕾がすーっと伸びて一本の茎に たくさんの花がバラバラにほどけるように 咲いてきます。 水耕栽培の場合は、その…

ガーベラ(黄)

お彼岸の中日なのにものすごい風が吹いて います。 我が家にはお仏壇はありません。 父も母もたくさんの兄弟姉妹の中の下の方 なのでご先祖様を受け継ぐ係は免除されて いるようです。 特定の宗教も信仰していないので小さな神棚と その下に父方の祖父の写真…

ウメ(花梅)

遅咲きの花梅がようやく咲いてきました。 梅には実を食用にすることを目的にした実梅と 花を愛でることを目的とした花梅があります。 我が家には梅の木が2本あって、1本は小梅で 実梅。もう1本が薄紅色で八重咲の花梅です。 小梅の方は一般的な白い花で実…

パンジー(花)

私の地方は、まだまだ寒いですが、3月に なって花の写真が増えているのは何だかんだ 言ってもやはり春なんですね。 パンジーは、私が幼い頃はまだ三色スミレと 呼ぶ人も多かった花です。 最近は品種改良が進んで、もうない色はないと 言って良いほど色々な…

今日の空25

晴れればもれなく強風がついてくるといった 3月の空。 雲はとどまることを知らないように次々と形を 変えて過ぎ去っていきます。 絵心があれば絵を描き、楽器が演奏出来れば 音楽でこの空を表現してみたいけれどどちらの 才能も持ち合わせていない私は写真…

水仙(蕾)

歩いているとあちこちで色々な球根の芽が、 元気よく出ているのを見かけるようになり ました。 もうすぐこの小さな芽に花が咲くと思うと 楽しみでワクワクします。 この位の芽は見た目が玉ねぎとよく似ていて いつも食べているネギ類は、紛れもなく球根 植物…

十月桜(花)

東京では桜の開花宣言が出たとニュースで 見ました。観測史上一番早いそうですが、 3月半ばの寒さにふるえている桜の花は痛々 しく見えました。 散歩コースの途中に十月桜の木があるのに 気付いたのは昨年の秋でした。十月桜は秋と 春の2回、花が咲くちょ…

ウグイス

やっとウグイスの初鳴きを聞くことが出来 ました。まだ上手に鳴けないようでちょっと 正調からはずれていましたが、 声は紛れも なくウグイスでした。 前日、家から離れた藪の中からも鳴き声が していたのでそろそろかな?と思って期待 していたのですが、家…

ヒマラヤユキノシタ(花)

ヒマラヤユキノシタの花がやっと咲き始め ました。 予想していたよりずいぶん時間がかかり ました。もう少し早く咲くのではないか? と思っていたのですが。 その上、先日記事にいした蕾とは別の株の 花が一番乗りで咲いたのも意外でした。 自然は私が考える…

クリスマスローズ(花)

クリスマスローズは本来、ヘレボルスという 花の一部がクリスマスの頃咲くことからこの 呼び名が広まったそうですが、実際は今ごろ の時期から咲き出すものが多いようです。 和風でも洋風でも似合うためか近所を散歩して いるとあちこちの家の庭先で色々な色…

アオキ(実)

昨日は、朝から蒸し暑く、老体には急激な 気候の変化が堪えるようで我が家の老人達は 不調を訴えて過ごしています。 朝は煙るような霧雨だったのが10時頃には 本降りの雨となり、一日中降っていました。 今年もアオキの実が雑木林の中でツヤツヤと 実ってい…

卒業式

ラジオを聞いていたら卒業をテーマにした 楽曲がたくさん流れました。 今年はコロナウィルスの影響で卒業式も中止 になった学校がたくさんあるようです。 私は、中学校の卒業式に出られませんでした。 前日の予行練習の最中にすごい寒気に襲われ 立っていら…

クロッカス(花)

私の住む地方でも昨日からやっと日の出の 時刻が5時台になりました。 寒くて暗い、2重苦も少しずつ終わりを迎えて います。 昨年、偶然見つけたクロッカスがたくさん咲く 場所に行ってみたところ少し花が咲き始めて いました。 紫色だけが、かなりたくさん咲…

ウメ(花)

ようやく神様のお許しが出たかのように 梅の開花が始まりました。 連日吹き続けていた強風もやっと止み、 近くの藪の中からはメジロの軽やかな囀りも 聞こえます。 梅の花は桜に比べると順々に咲いていくので のんびり楽しめます。 桜は早く見に行かないと終…

アオサギ

父の散歩コースには池があります。 その池は、山から流れてきた水が溜まって 出来たようで、その中に30cm位の黒いコイと 白いコイが住んでいます。 冬は、ほとんど凍りついてコイも深い所で冬眠 しているため姿が見えないのですが、春に なって氷が溶ける…

今日の空24

昨日から暴力的な風が吹いています。 晴れていたかと思うと突然、吹雪のように 雪が吹きつけてきたり、かと思うと 突然風が止んでシーンと穏やかになったり やっぱり自然は恐ろしいと思うのはこんな時 です。 昨日は強風の中、美容院へカットに行って きまし…

アセビ(花)

お隣のアセビの花が咲き始めました。 馬酔木と書いてアセビ、学生の時、難読漢字の 練習問題で憶えた気がします。 馬だけでなく多くの草食哺乳類が有毒と認識 して食べないそうです。 ドウダンツツジによく似た壺型の花は可愛い と思うのですが。 私は生き物…

ナノハナ(花)

畑の菜の花は本来、花が咲く前に食べ られてしまうものです。 今、花が咲いている株は種を取るために 残されているものでしょう。 菜の花は暖かい地方では冬でも咲いているよう ですが、私の住む所では今が花時です。 菜の花とはアブラナ科の総称なのでその…

こけし雛

一昨日物置の片付けをしました。 以前使っていた吊戸棚が押し込まれていたので 何気なく扉を開けてみたら色々なガラクタと 一緒に小さな段ボール箱が出てきました。 開けてみると20cm位のこけし3体とこけし雛 が出てきました。 思わず、「ああ、ここにあ…

ローズマリー(花)

ローズマリーの香りが好きです。 優しく葉をなでると清涼感のあるスーッと した香りが漂います。 ハーブの仲間に数えられますが、草ではなく 2m位にしかならない低木です。 ようやく少し暖かくなってきたせいか花が 咲き始めました。小さい薄紫色の花は、次…