淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

白露

砂漠地帯にお住まいの人が聞いたら怒られそう ですが、もう雨にはウンザリです。 一日中降っているならあきらめもつくのですが 青空がのぞいたので、期待して洗濯物を干すと 干し終わった頃ザーっと降ってきて、慌てて取 り込むとまた晴れてくるという思わせ…

田んぼ

田植えの終わった田んぼに昇ってきた朝日が 映りこんでいました。 この日は風がほとんどなく、まだ小さい苗は 緑の点線のように静かに整列していました。 夜の間にスッキリと晴れた空は放射冷却で 地上の気温を凍えるように冷やしています。 稲たちは、寒か…

おひさま

このところ毎日雪が舞う天気が続いています。 暖冬と思ったのは、ただ寒さが出遅れていた だけで、もしかしたらこれからが冬本番?と 思うほど気温が低い日が続いています。 太陽の前に薄い雪雲が横たわっています。 薄日が射しているのに雪は絶え間なく空か…

ツララ

今年一番の冷え込みの朝。 お昼近くに山肌から水がしみ出している場所に 行ってみると案の定ツララが少し出来て いました。 朝の冷え込みがウソのような穏やかな 陽だまり。頭上をトンビが2羽静かに 旋回していました。 耳を澄ませば、ツララの先からはポタ…

ため池

散歩コースの途中に所々ため池があります。 多分、農業用のため池だと思われますが たまにコイやカモなどが泳いでいたりも します。水はそれほどきれいではありませんが 夏はウシガエルの野太い声も聞こえます。 最近は農道でもアスファルトで舗装されている…

流水

いつもはカラカラの用水路。 激しい水音をたてて清流が出現。 人家に襲いかかる濁流。 この国は諸刃の剣に満ちている。

朝露

帽子を忘れて早朝散歩。 耳が痛いほど空気が冷たい。 いつの間にやら季節は進み。 二十四節気もうすぐ寒露。

里芋の葉を転がる水滴。 面白いくらい水を弾く。 科学ではロータス効果と呼ぶらしい。 光が射せば虹色のプリズム。

アサザ

日本は水に満ちている。 あふれる前に水たちを。 砂漠に運ぶ手立てがないものか。 キュウリに似た花とスイレンに似た葉に問うてみる。

水草

土色の沼がミルミル緑色に変わる。 あちらとこちらを隔てる水面。 何かの拍子にあちらへ滑り込んだら… あふれる生命力が私を呼ぶ。

水田

山あいの田を渡る風。 水中をオタマジャクシが行きかう。 猛スピードで成長する稲。 迷っている時間は自然界にはない。

早春

溶けたり凍ったり。 日ごとに長くなるツララ。 長くなるほど不安定。 嵐が来るのを待っている。

子供は親の所有物ではない。 子供は一人の人間。 生れ落ちた時、すでに意志がある。 たとえ親でも踏みにじる権利はない。

結露

窓にはりついた無数のレンズ。 一つ一つが風景を拡大する。 乱反射する光は水晶玉。 近い未来が映っている。

氷結

凍りついた池。 太陽の柱が映っている。 遠く離れた今。 復活の時をただひたすらに願う。

冒険

息を切らして昇って来た山。 ぽっかりと開けた場所。 穏やかな海があった。 広い世界があるよと呼んでいた。

薄暮

小さな池。 鏡のように周囲を映し出す。 暮れていく空。 眠りにつく木々。 もう一つの世界への門はここにある。

水面

ひとつとして同じ模様のない木の葉たち。 じっと受け止めて続けている暗い沼。 水中から透けて見える木の葉の色。 同じだろうか?違うだろうか?