淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤブコウジ(実)

ご近所のヤブコウジが色付いて、お正月を迎 える準備万端といった感じです。 ヤブコウジは、全長20㎝前後の常緑小低木で す。こんなに小さいのに一応、木なのです。 普段は小さく目立たない存在ですが、冬の最 中にツヤツヤとした真っ赤な実が熟すと俄然 目…

卵鞘(らんしょう)

先日、近所の公園の草むらの中にカマキリの 卵があるのを見つけました。 枯れたススキの茎に産みつけられた卵は大人 のヒザくらいの高さの位置。言い伝えによる とカマキリの卵が高い位置に産みつけられて いる冬は、大雪と聞いていたのでこの冬はそ れほど…

雑木林5

このところ連日雪が積もっています。 午後にはバス通りなどの大きな道の雪は消え るのですが、朝になるとまた真っ白になって います。 我が家の車庫は屋根がありません。毎日積も った分だけ雪を下しておかないといざ出掛け ようとしても車を出すまでに大変…

ハチの巣

冬になると他の季節には隠れていたものがあ らわになる時があります。 先日はマツ並木の下を歩いてフッと上を見上 げるとアシナガバチの巣を見つけました。 木々に葉がある時は、葉が重なり合って見え なくなっていたのでしょうが、葉が全て落ち てしまった…

アオハダ(実)

朝は雪、その後雨に変わって午後からは晴れ てきました。 晴れて来ても一向に気温が上がらないので知 らず知らずのうちに小走りになってしまいま す。夏ならすぐに暑くなってしまうのに歩い ても歩いても温まってきません。 あまり遠くに行く気にもなれず、…

セイタカアワダチソウ(実)

空っぽの田んぼの脇では今、見上げるような セイタカアワダチソウが種をつけています。 稲刈りが終わった田んぼを黄色の花でいっぱ いにしていた風景は、もうありません。 ビッシリとついていた花は、フワフワの綿毛 に変わり羊のようです。手で茎を揺らすと…

今日の空97

冬至を過ぎ、日の入りの時刻は少しずつ遅く なっています。一方、日の出の時刻は来年1 月の上旬まで後ろに伸び続けています。実は 日本ではお正月頃が、一番日の出の時刻が遅 いのです。 よく晴れた冬の朝、起きて窓を開けるとまだ 空には太陽が昇っていま…

ムクゲ(実)

今年もムクゲにはたくさんの実がついていま す。枝の先端に付いた実は乾いて割れており 中から黒い種がのぞいています。 たくさんのムクゲの実を見ながら盛夏の頃の 花を思い出しました。紙のような真っ白な花 中心が赤く周囲は薄紫色の花、どれも次々と 咲…

キノコ22

先週は、荒天が続いてなかなか散歩に出られ ませんでした。散歩といっても私の場合、家 の近所の雑木林や野原をほっつき歩いている だけですが。 相変わらず天気はあまりパッとせず、黒い雲 が大きく広がっていましたが、寒さが緩み、 風もなかったのでお昼…

マサキ(実)

今年もマサキの実が朱色に色付いてきまし た。 一年中艶のある葉を茂らせているマサキは 生け垣として人気のある樹木です。日本の 庭では生け垣には常緑樹が使われることが 多く、サザンカ、ネズミモチ、ピラカンサ など一年中緑の葉を絶やさない木々が人気 …

ノギク(実)

晩秋まで頑張って咲いていたノギクもとうと う種をつけた姿になりました。 フワフワの産毛に覆われた種は羽毛のようで ちょっと温かそう。雪が降るようになって一 段と寒く感じるようになった私はいいなーと 羨ましく見ています。実際は、ノギクから見 た私…

ナツツバキ(実)

夏に清楚な花を咲かせていたナツツバキは、 今は茶色い硬い実をつけています。 この実は柔らかい花からは想像出来ないくら い硬く、手で割ろうとしても簡単には割れま せん。 冬の初め頃になるとナツツバキの実は先端が 自然に開いて割れてきます。あんなに…

今日の空96

明日は雪、と盛んに天気予報で報じている空 を見ると雲が竜巻のように巻き上がっていま した。 写真を撮ろうと窓を開けると鳥が飛び立ち、 それがゴマ粒のように点々と重なりました。 少し前まで降っていた雨はやんで気温はまだ それほど下がっている感じで…

ソシンロウバイ(蕾)

待ちに待った、種から育てていたソシンロウ バイに蕾がつきました。 ここ数年は、毎年のようにまだ咲かないのか なぁ~と年末になると期待と落胆を繰り返し ていたので先日蕾が10個ほどついているのを 見つけた時は満足感でいっぱいでした。 ロウバイは、落…

ミツマタ(蕾)

春にミツマタが咲いていた庭を通りかかると すでにしっかりとした蕾が出来ていました。 花が咲き出すのはこれからまだ3ヵ月くらい 先ですが、もう準備万端といった感じです。 春に花を咲かす花木の多くは秋に葉を落とす と同時に花芽の準備を終えています。…

ドングリ(実)

冬の雑木林を歩くと地面には無数のドングリ が、転がっています。 ほとんど木々は葉を落とし、無数の落ち葉と 小枝と共にドングリはむき出しのまま横たわ っているのです。これだけたくさんのドング リを実らせた親木はすでに眠りにつき、あと はお前たちは…

今日の空95

先週は曇り空ばかりのはっきりしない天気が 続きましたが、今日は久しぶりに晴れ。 その代わりものすごい風が明け方から吹いて います。おまけに気温も上がらず風と一緒に 細かい雪が吹きつけてきます。 昨日からまた鼻風邪をひいてしまったようで イマイチ…

ハボタン(葉)

町内の園芸同好会と小学生たちが、今年も日 時計の花壇にハボタンを植えました。 この場所は毎年春から秋まではベコニアとガ ザニア、冬から春まではハボタンが植えられ ています。 あまり日当たりも良くないこの場所になぜ日 時計が作られているのかわかり…

サラサドウダン(実)

5月に釣鐘型の可愛い花をつけていたサラサ ドウダンが、今年はたくさんの実をつけてい ます。 淡いクリーム色の花冠に紅色のスジ模様が入 る様子が、布地の更紗模様を連想させること からサラサドウダンという名前がついたこの 花はドウダンツツジの仲間で…

フユザクラ(冬花)

今年は秋からの続きで気温が、少し高めの日 々が続いています。雪がちらつく日もありま したが、まだ積もった日はありません。その ためか、天気にめりはりがなく雨の日が多い です。 午後から晴れてきたので近くのフユザクラを 見に出かけました。花は、湿…

ハギ(実)

晩夏から初秋にかけてたくさんの花をつけて いたハギが、小さな黒い実をつけて揺れてい ます。 たくさんあった葉もほとんど風にもっていか れ、枝には菱形の種だけが残されています。 公園など整備された所に植えられたハギは、 今の時期になると地面スレス…

レンズ雲

夕方、ふっと空を見上げるとレンズ雲が浮か んでいました。 レンズ雲は、観天望気では悪天候の前兆とい われています。自然の現象や生物の行動の様 子などから天気の変化を予測することを観天 望気と呼びますが、レンズ雲もその中の1つ です。 レンズ雲は、…

ツツジ(霜華)

庭のツツジの葉に毎日のように霜の花が咲く ようになりました。 空気中の水分が凍って葉の表面に付着するこ の現象は氷の結晶の一種です。 一枚一枚の葉に丁寧に粉砂糖をまぶしたよう についた細かく白い氷は朝刊を取りに出た私 の目をしばし釘付けにします…

ツバキ(花)

朝の冷え込みが一層きつくなっています。 それでも早咲きのツバキが、ポツポツと咲い ているのには感心させられます。 ツバキは、品種改良が盛んな樹木で今ではあ りとあらゆる色と形の花があります。大きさ も様々でおちょこのような小輪咲きから牡丹 のよ…

ヤクシソウ(実)

11月に最後の花を咲かせていたヤクシソウの 前を通りかかると花は全て終わって種になっ ていました。 種の先はタンポポのような綿毛がついていま すが、タンポポのように大きく広がってはい ません。この調子では種はそれほど遠くには 飛んで行けそうにあり…

今日の空94

冬が来るとこの辺りは、晴れている日はたい てい強風が吹き荒れます。 スマートフォンには、度々電車の遅延通知が 送られてくるので都会育ちの私は、ここの人 達はどのようにして学校や職場へ行き来して いるのだろう?と心配になります。 大人は、今では車…

モチノキ(実)

午後3時過ぎに町内の集会所の前を通りかか ると、敷地内のモチノキに実がビッシリつい ていました。 丁度、西日が当たる時間で冬とはいえ眩しい くらい照り返しがきつくなっています。 これまでここにモチノキがあったことに全く 気づいていませんでした。…

ハナミズキ(実)

雲ひとつない青空にハナミズキの実が光って います。 ハナミズキは、家の近所ではよく見られる庭 木ですがこんなにたくさんの実がついている のは珍しいです。風に飛ばされてもう葉は一 枚も残っていませんが、赤い実と来年の花芽 が目立っています。 この日…

ツクバネ(実)

初夏の頃、葉と同じような緑色の花を咲かせ ていたツクバネが枝の先端に実をつけていま す。 この不思議な形の実は、どれも枝の先につい ているため風が吹くと激しく揺れます。 5月末から6月初めにかけて咲いた花は半年 近くかけて種となるためにじっくり…

マンリョウ(実)

雨に濡れたマンリョウの実は、瑞々しく何か 別の果実のようにも見えます。 夏の終わりに咲いていた花はほとんど全て赤 い実になって今年も豊作です。 マンリョウの実は、最初緑色をしていますが 気温が下がるごとに少しずつ薄いピンク色を 帯び、最後にはこ…