ハボタン(葉)
町内の園芸同好会と小学生たちが、今年も日
時計の花壇にハボタンを植えました。
この場所は毎年春から秋まではベコニアとガ
ザニア、冬から春まではハボタンが植えられ
ています。
あまり日当たりも良くないこの場所になぜ日
時計が作られているのかわかりませんが、円
形の花壇は1/4ずつに区切られて4色のハボ
タンが植えられています。冬は、2日と晴天
が続かないこの地域で寒さに耐えられる植物
は限られており、ハボタンもその中の貴重な
1つです。時には雪が積もる日もあり、雪の
綿帽子をかぶってジッと耐えている様子は健
気で応援したくなります。
ハボタンは、青汁などに使われているケール
の仲間です。日本に入って来たのは案外古く
最初は食用として渡来しましたが、美味しく
ないということで普及しませんでした。とこ
ろが、冬の寒さに当たると美しく発色するこ
とと耐寒性があることから江戸時代中期以降
品種改良が進み今では海外にまで広まってい
るそうです。
弱い冬の日差しの中で本当は花ではないのに
花の代役を務めているハボタンの花言葉は、
祝福、愛を包むです。