淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

トチ(花)

昨年はたくさんの花をつけていたトチの木で すが、今年の花はかなり少なめです。 花が咲いている場所も高い枝ばかりで昨年 とは大違い。どの木も葉は青々として元気 そうなのにどうしたんだろう?と思ってい ます。たまたま昨年が豊作な年だっただけ なのか…

クレマチス(花)

クレマチスの花は、開いたばかりが一番濃い 色をしています。 日が経つと花の大きさは段々大きくなります が、花びらの色は褪せてきます。 クレマチスは、非常に品種が多い植物で落葉 するもの、常緑のもの両方あります。花の時 期も春から冬咲きのものまで…

キリ(花)

今年もキリの花が盛りを迎えました。 ここより南の地方の方のブログなどをのぞい てキリの花が咲いているのを見つけてはいい なーと思っていました。ようやく自分の目で 実物を見ることが出来るようになったので嬉 しさはひとしおです。 薄紫色のキリの花は…

ナガミヒナゲシ(花)

久しぶりにナガミヒナゲシの花を見ました。 都会では、車がビュンビュン走る道路の路肩 で群れをなして咲いているこの花も私の今住 む山では見かけません。 ところが、先日、山を下りて畑の多い場所を 歩いていると道端にナガミヒナゲシが、少し だけ咲いて…

サクランボ

近所にサクランボの木があることに気付いた のは昨年のことでした。 丁度、真っ赤に色付いた実がたわわについて きれいだなぁと思って通り過ぎたのですが、 2,3日して見に行くともう赤い実のついた木 は、忽然と姿を消しており、いくら探しても 見つかりま…

ミヤコワスレ(花)

4月から咲き続けたミヤコワスレの花もそろ そろ終わりが近づいています。 キク科の植物はどれもそうですが、大変花も ちが良く、切り花にしても長い間咲き続けて くれます。晴れても雨が降っても休むことな く庭を見ればいつでも花を見せてくれます。 ミヤ…

サンザシ(花)

昨年の秋、近所を散歩していて小さな姫リン ゴのような実がたくさんついている木を見か けました。庭から道路へ張り出した枝には、 たくさんの赤い実が鈴なりでした。もしかし てこれは、サンザシの実ではないかな?と思 ったのですが、花を見ないことには確…

今日の空82

ずいぶんと日が長くなりました。 私の住む地方では、朝は、4時過ぎには明る くなり、夜も7時近くまで 薄明りの中で過ご せるようになっています。もうすぐ1年で一 番日が長い夏至が近づいているのを実感しま す。久しぶりの夕焼けがきれいでした。 相変わ…

オキナグサ(種)

オキナグサの名前の由来は、このような姿に なって種を実らせるためです。 翁の頭の白髪のようだというわけです。 もう少し種が熟すと細い毛は更にフワフワの 羽毛のようになって最後にはタンポポのよう に風に吹かれてどこかへ飛んで行ってしまい ます。そ…

ホオ(花)

↓<花が開く直前の蕾> 今年は、ホオの花がいつもより早く咲き出し ました。 春の訪れは例年より少し遅いくらいだったの に不思議です。この辺りでは、もうほとんど の花が咲き切ってしまった感じです。 ホオの花は、日本で一番大きな花だと言われ ています…

キュウリグサ(花)

カラスノエンドウの花が、咲き終わった場所 には今、キュウリグサが一面咲いています。 キュウリグサは、ワスレナグサを更に小さく したような小さな空色の花です。 私のスマホは、マクロ撮影が苦手なためピン ボケで、直径3㎜前後の花はケシ粒のように 小…

ツクバネウツギ(花)

今年も近所の小さな公園の端っこでツクバネ ウツギが咲いています。 大抵、大きな木の根元あたりに生えていて、 ほどほどの光が当たる場所です。 昨年、初めてこの花の存在を認識し、注意し て見ると雑木林の他の場所でも何ヶ所か、見 つけることが出来まし…

キンポウゲ(花)

キンポウゲの別名は、ウマノアシガタです。 葉の形が、馬の足の形に似ているからついた といわれていますが、現在の人々は、誰もが 似ていないといっています。昔の人の感覚は 今とは違うのでしょうか? キンポウゲ科に属する植物は大変多く、春か ら秋まで…

ミツバウツギ(花)

ミツバウツギは、春から初夏に渡って雑木林 の半日陰でよく見られる落葉低木です。 白い花は清楚で蕾がたくさんつくのですが、 全部の蕾が咲くわけではありません。開いて いない蕾はお米で作るポップコーンに似たお 菓子、ポン菓子を私に連想させます。 日…

ヘビイチゴ(花)

日当たりの良い草むらではヘビイチゴの花が たくさん咲いています。 日中はかなり暖かくなって蝶の姿を見ること も多くなりました。 昆虫たちも植物の生長に 合わせて繁殖に大忙しなのでしょう。 ヘビイチゴの花は、日に日に強くなる日差し に負けないくらい…

イチョウ(新葉)

秋のイチョウの黄葉は、輝くような金色で 人々の注目の的ですが、春のイチョウの芽 吹いたばかりの若葉もよく見れば美しいも のです。 イチョウは、落葉樹の中では芽吹く時期が 遅くヤエザクラの花が終わったころからや っと小さな葉を広げ始めます。 水掻き…

マツバウンラン(花)

ゴールデンウイーク中に田んぼには水が張ら れ、田植えが終わりました。 まだ弱々しい苗は、冷たい風に吹かれてちょ っと可哀想な感じ。毎年のことですが農家の 方が、大丈夫と判断して植えたのだから大丈 夫なんでしょうが、何かの罰ゲームみたいだ なぁと…

フサスグリ(花)

フサスグリの花は、小さくて地味です。 この小さな花が、どうやってあの美しい宝石 のような真っ赤な実に変化するのか、毎年の ことながら不思議に思います。 スグリの仲間は、冷涼な気候を好むといわれ ているので我が家では裏庭に植えてあるので すが、一…

チゴユリ(花)

以前は雑木林の下草としてたくさん見かけた チゴユリも最近は珍しい花となりました。 大きな原因は、雑木林の乾燥化です。 普通、雑木林は木々の落ち葉が、何年にも渡 って降り積もっているため、地面は落ち葉が ミルフィーユのようになっています。 そのた…

ヤマフジ(花)

早朝散歩を再開しました。 歩いていると、山の斜面には至る所に薄紫色 のベールがかかっています。ヤマフジの花が 最盛期を迎えているからです。 ここへ来るまでは、フジの花と言えば、棚に 作って鑑賞する花だと思っていましたが、ヤ マフジの花は、雑木林…

オダマキ(花)

今年は、昨年より少しだけ早くオダマキの花が 咲き始めました。 春先は昨年と同じように乾燥した日々が続いた ので心配しましたが、ゴールデンウイークが始 まる頃から雨がしっかり降るようになり、それ と共に弾けるように蕾が開きました。 オダマキは、種…

ハンショウヅル(花)

今年もハンショウヅルの花が咲きました。 相変わらず花数も増えず、ツルも増えません。 雑木林のツツジにからみついたツルは枝分かれ することもなく昨年のままです。この場所を通 る度に観察して何か手伝えることがないかと思 うのですが、私が手を出したた…

フデリンドウ(花)

昨年フデリンドウを見た場所では、今年はいく ら探しても見つけることが出来ずガッカリして いました。夏の間に落ち葉をゴッソリさらって 行った形跡があったので、その時一緒に持って 行かれたのでしょう。落ち葉は、農家や家庭菜 園をやっている人にとって…

カリン(花)

このブログに度々登場しているカリンの木に花 が、ようやく咲きました。 枝の高いところの花の方が日当たりが良いせい か、早く咲いていたのですが、写真を撮るには 遠過ぎたので下の方の花が咲くのを待っていま した。 今年は、木全体に花数が多く、鮮やか…

エンレイソウ(花)

↓<花部分拡大> 2日間たっぷり雨が降ったお蔭で山の緑が一気 に青々としてきました。 この調子では、雑木林の山野草もあっという間 に終わってしまうだろうと思うと気が気ではな い毎日。そうはいっても、晴れの日が少ない当 地では、晴れたら他にやらなけ…

ゲッケイジュ(花)

近所の庭にゲッケイジュの雌株があることに 気が付いたのは今年の春先のことでした。 ゲッケイジュは、雄株と雌株の木があり、花は 雌株にしかつきません。公園や庭木としてよく 見かける常緑樹ですが、日本では、たいては雄 株が植えられていることが多く花…

ユウシュンラン(花)

毎年ギンランだと思って見ていた花がどうやら ユウシュンランという別の種類だということが 最近わかりました。 ギンランの幼いものと認識していたのですが、 全長10cm足らずの小さな個体は注意して見な いとずぐ見失ってしまうのでなかなか判別が難 しいで…

ドウダンツツジ(花)

ドウダンツツジの若葉と白い花が目に鮮やか です。 晩秋の紅葉の後、半年近く寂しく枝だけをさ らしていた姿は今はもうありません。吹き出 すように出た若葉と白い花が枝が見えないほ ど木全体を覆っています。 春の雨がたっぷり降った後、ドウダンツツジは …

春眠

明け方目を覚まして外を見ると月が煌々と 輝いていました。 満月はとうに過ぎたのに目の前の月があまり に明るいので満月かと思うほどです。 夜の間は雨が降っていて、まだ地面は乾いて おらず、雨はついさっきまで降っていた様子。 そろそろ夜が明ける気配…

ライラック(花)

久しぶりにまとまった雨量の雨が降りました。 洗い立ての空の下でライラックの花も嬉しそう に見えます。 私の周囲でライラックの木をよく見かけるよう になったのは、成人してからだと思います。 それまでは名前を聞いたことがあっても実物を 見たことがな…