淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ムクゲ(花)

真っ白なムクゲの花も朝日が当たると少し色 付いて見えます。 いつもは8月に入ってから咲くムクゲも今年 は、少し早めに咲き始めました。 ムクゲの花は、朝咲いて夕方には散ってしま う一日花ですが、毎朝次から次へと新しい花 が開くので盛夏から秋までず…

今日の空84

台風が、去ってきれいに掃除された空が清々 しい。 スローペースの夏の台風がコロナワクチン接 種の日と重なってしまうかもしれないとハラ ハラしていましたが、なんとか無事通過して バスを待つ間に見えた空。 ワクチン接種の予約が取れた病院は、家から だ…

ヒマワリ(花)

道路沿いの畑の角にヒマワリが咲きました。 丁度、私の背丈と同じくらいの高さです。 ヒマワリは、既にこのブログに登場済、と思 ったのですが本日初登場でした。 身近過ぎて載せていなかったのかな? 両親がこの家を購入したばかりの頃、庭にヒ マワリの種…

マタタビ(実)

1ヵ月ほど前に、可憐な白い花を咲かせてい たマタタビには、今、親指の爪くらいの青い 実がついています。 花のころは、葉の一部が白くなっていました が、今はほとんどの葉が緑色に戻っており、 他の木々と見分けることが難しくなっていま す。 マタタビは…

オオマツヨイグサ(花)

今年もオオマツヨイグサのレモンイエローの 花が、見られるようになりました。 曇天の朝に見るこの色は、淡く、でも明るく なぜかホッとします。 まだ7月も終わってませんが、朝晩の風が冷 たく感じられます。そのせいか日夜熱戦が繰 り広げられているオリ…

ヤブデマリ(実)

木々の葉が生い茂った雑木林は、すっかり暗 くなりました。 その中で見える赤いヤブデマリの実が鮮やか です。もっと近くて見たいのですが、イノシ シ除けの柵があったり、高い場所に実がつい ていたりでなかなか近づけないのがもどかし いです。 花のころは…

オオハンゴンソウ(花)

オオハンゴンソウが目につくようになると私 の住む地方も夏本番です。 比較的湿った土地を好むため、湿原、田んぼ などでよく繁殖しています。 この花も特定外来生物に指定されており、ほ ぼ日本中で定着しています。寒さにも強く、 北海道の湿原、日光の戦…

ヒメコウゾ(実)

今の時期、雑木林では赤いキイチゴのような 実をよく目にします。 ちょっと前まではヤマグワの実をたくさん見 た同じような場所ですが、ヤマグワが熟すと 黒くなるのと違い、この実は朱色ぽい赤色で す。モミジイチゴの実によく似ているので、 ここへ来たば…

クレオメ(花)

クレオメの花を真上から見ると長い雄しべ が、花の周囲を取り囲んで猫のヒゲのよう だなぁと思いました。猫のヒゲは、こんな にたくさんないでしょうけど。 私が、いつも見ているクレオメは、空いて いる畑に毎年咲きます。多分、前年のこぼ れ種から増えて…

ネムノキ(花)

ネムノキは、夜に葉が合わさって閉じる就眠 運動しますが、早朝には葉が開いています。 ネムノキが、属するネムノキ属のほとんどは 本来は熱帯に多く分布していますが、日本の ネムノキは、その中で飛び抜けて耐寒性があ ります。 私の住む北国では6月頃ま…

稲田

梅雨の間に成長したイネは、今、水面が見え ないくらい青々としています。 その様子は、広角で見るときれいに整えられ たサッカーコートのようだなぁと思います。 青々としたイネの下は、実際はズブズブの泥 ですからサッカーをすることは出来ませんが なん…

シシウド(花)

あぜ道を歩いているとシシウドの花が咲いて いました。 シシウドは、セリ科の植物で白いレース状の 花を傘状に咲かせます。一方似た名前のウド は、ウコギ科で小さな花が、初秋に球状にか たまって咲きます。昨年まで私は、ウドの花 もシシウドの花と同じだ…

キノコ19

急に暑くなったので雑木林のキノコたちは 次々と消滅しています。 梅雨明け直前までたくさんの種類のキノコ が出ていたのですが、連日30度を越えてき たため、あるものは傘がおちょこになるほ ど開いて倒れていたり、大きくなりすぎて 自分自身の重みに耐え…

ノウゼンカズラ(花)

ノウゼンカズラの花が、咲き始めたのでそろ そろ梅雨明けか、と期待していたらやはり梅 雨が明けました。 明けたと思ったらもの凄い暑さでびっくり! というかグッタリ。 我が家にはノウゼンカズラはありませんが、 周囲の家では結構植えているところが多く…

ギボウシ(花)

我が家の庭のギボウシは、まだ蕾ですが、散 歩中に早咲きのものが咲いているのを見かけ るようになりました。 ギボウシは、たくさんの花が一列になって咲 くのですが、1つ1つの花に近づいてよく観 察するとユリの花に大変よく似ています。 だいたいの花は…

リョウブ(花)

<一部拡大>↓ 昨年は全く咲かなかったリョウブの花が、今 年はたくさん咲きました。 リョウブは、かつて飢饉などの時に備えて育 てることを法律で定めた救荒植物の1つに含 まれます。そのため漢字で令法と書かれる時 もあります。若葉を山菜として楽しむこと…

ヤマユリ(花)

今年はどの植物も例年より花が、早いようで ヤマユリも少し早く咲き出しました。 家の斜め向かいにある小さな公園は、不思議 なことに毎年ヤマユリがたくさん咲きます。 公園の周囲に植えられたツツジなどの生け垣 の間から5月位から茎が伸び出して7月中頃…

キノコ18

ずっと降り続いているわけではないのですが 雨が降ったかと思うと急に日が照ったりと目 まぐるしく天気が変わります。 今年も庭にキノコが生えてきました。昨年と だいたい同じ場所です。紅色のカサは雨に濡 れてツヤツヤとしています。キノコのことは 全然…

ナンテン(花)

このところ雨が続いているため早朝散歩もお 預けの日々です。 庭のナンテンの木には花がたくさんついて雨 の中でも黄色い雄しべが見えるほど開いてい る花もあります。 ナンテンの花は、だいたい毎年梅雨の最中に 咲きます。雨が降っては昆虫が来てくれない …

今日の空83

雨続きの日々でも急に、夕方に晴れ間がのぞ いて夕焼けが、見られる時があります。 夏の夕焼けは、たいてい台所にいて洗い物を している最中に気が付きます。 きれいな空に なりそうだと思ったら急いで2階に上って窓 から空を確認します。 程よく残った雲が…

クサハナビ(花)

今年の春先に友人がクサハナビの根を送って くれました。 私は、それまでこの植物の存在を知りません でしたが、調べるとクサハナビの本当の名前 は、タリヌム・カリキヌムというそうです。 でも、この舌を噛みそうな名前を一向に憶え られず、いつもクサハ…

ムラサキシキブ(花)

雑木林のムラサキシキブの花は、いつもは目 立たない存在です。花が小さいのと目の高さ より高い所に花がつくので気付かないで通り 過ぎてしまうのだと思います。 ところが、今年は手前に茂っている草むらが 草刈り隊に刈られて見通しが良くなったため ここ…

カンゾウ(花)

今年もカンゾウ(萱草)の花が、咲き始めま した。 カンゾウは、ユリの花に似ていて英名でも Daylilyと名付けられていますが、実際はユリ 科の植物ではありません。また、同じ呼び方 で甘草と書く、全く別のマメ科の植物もあり 大変ややこしいことになってい…

ザクロ(花)

今年もザクロの花が咲き出しました。 朱色の花は、元気の象徴のように咲いていま す。 自然界の花の色にもその時期ごとの流行色が あるのか、少し前は白い花が多かったのです が、これからは朱色の花が増えてきます。 湿度も気温も上がって日中はグッタリす…

ナデシコ(花)

天気予報では、この辺りは曇りのはずなのに 朝から霧雨が降り続いています。いつものこ とですが、たいてい天気は悪い方へ傾いてし まいます。晴れなら曇り、曇りなら雨。 来たばかりの頃は、天気が悪いことにもイラ イラしていましたが、今ではだいぶ慣れて…

クチナシ(花)

雨の止み間をぬうようにクチナシの花が咲き ます。 甘い独特の香りは蒸し暑い空気とあいまって まとわりつくように周囲に漂っています。 クチナシの花には八重咲きと一重咲きがあり ます。私が、初めてクチナシの花を見たのは 八重咲きの方が先でした。自生…

ネジバナ(花)

今年は、まだかなぁと何度か探していたネジ バナをようやく見つけることが出来ました。 ネジバナは、案外身近な植物です。 この花も公民館の入り口の芝生の斜面に毎年 何本も生えてきます。花好きな人は目ざとく 見つけ、植物に感心のない人は芝生と同化し …

ナツツバキ(花)

昨年は、春の雨不足でほとんど花が咲かなか ったナツツバキが、今年は順調に咲いていま す。 花びらに羽毛のような毛羽立ちがあり、薄い 和紙のように見えますが、なぜか一枚だけ薄 茶色のシミのような部分が必ずあるのが不思 議です。残念なことに一日花の…

ウツボグサ(花)

ウツボグサの名前の由来は、武士が弓矢を入 れて背負った靭(うつぼ)という、道具に花 の形が似ていることから名付けられたそうで す。 シソ科の植物共通の穂の下から順番に花が開 く習性で、花がてっぺんまで咲き終わると茶 色い筒状のドライフラワーにな…

ガクアジサイ(花)

庭のガクアジサイの両性花が開き、小さな雄 しべと雌しべが、確認出来るようになりまし た。この辺りではアジサイのシーズンは7月 に入ってからです。 ガクアジサイは、日本原産のアジサイです。 手毬咲きのアジサイは、西洋アジサイと呼ば れ、日本のアジ…