淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

フキノトウ(花)

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いつもとは違う道を通って雑木林から

公園に続く道に出ました。

公園の角にはヤナギの木があり、枝垂れた枝が

温かい日差しの中でユラユラ揺れていました。

芽吹いてきたかしら?と吸い寄せられるように

近づくと根元にフキノトウが3個ほど出ていま

した。

確かにこの場所は北風も当たらない温かい陽だ

まりです。

本当に植物は良い場所を知っています。

フキノトウも今では、野菜売り場でパック入り

のものが売られているので、それほど珍しい

ものではなくなりました。もう少し暖かく

なればこの辺りでは道端にもわんさか出て

きます。でも今年初めて見つけた丸いポンポン

のような花はやっぱり嬉しいものです。

用水路を覗き込むと私の足音に慌ててドジョウ

水草の中に逃げ込む様子。

梅の蕾がポップコーンのように白く膨らんで今

にも弾けそうな様子。

どれもが心をまーぁるくしてくれるのです。 

マンサク(花)

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そろそろかな?と思って行ってみると青空に

透けてしまいそうな細い花びらを開いて

マンサクの花が咲いていました。

豊年万作、早春にまず咲くからマンサク。

色々といわれはありますが、冷たい風に

負けずに咲いている細い黄色いリボンのような

花びらが可憐な風情です。

木の幹はそれほど太くはならず、根元から幹が

何本も出て、高い位置に花がつくので雑木林

では注意深く上を見て探さないと見逃して

しまいます。近くにあるもう一株は、まだ花が

咲いていませんでした。日当たりや風向きに

微妙に左右されるのかもしれません。

最近はホームセンターの園芸コーナーでも

時々、見かけるので人気商品なのかもしれ

ません。

暖冬とはいえ山里の春はまだまだ遠いです。

本当に春爛漫となって手足をノビノビ伸ば

せるのは5月の連休が終わってからです。

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月の出

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久々の天体観測は2月21日AM5:30。

前日は雲に邪魔されて見ることの出来なかった

月と木星(右上白い点)の夜明けの競演。

本来なら火星と土星も斜め一直線に並んで

いるはずですが、スマホカメラではこんな

ぼやけた写真が限界です。

22日は月の出が、40分ほど遅くなるので、この

範囲で両者が1枚の写真におさまるのは21日で

おしまい。(そもそも22日は曇天で何も見えず)

20日の方がもっと月と木星が接近していたはず

ですが、思い通りにならないのが空の常識。

冬の間は窓についた結露が凍りついて窓を

開けることすら出来ないことがしばしばあり

ました。それを考えるとすんなりと窓を開ける

ことが出来た、だけでも春に一歩近づいた証

です。

23日は日の出と月の出がほぼ同じ時刻となる

令和初の天皇誕生日です。

特に変わったことのない穏やかに晴れた日に

布団干しも出来た、有難い一日でした。

今日の空22

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このところエプロンを探しています。

なるべくお手頃な価格で本綿と化繊が

半々ぐらいの混紡繊維で作られた背中の紐が

H型のエプロン。今まで使っていたものが

破れてしまったので新しい物を探しています。

そんなに難しい注文ではないと思うのですが

この辺りのお店ではあまり見かけないのです。

あってもなんだかエプロンにしてはお値段が

高いものばかり。

惜し気なくジャブジャブ洗濯して使うにはもう

少しお手頃なものを探しているのですが。。。

最近はみなさんエプロンなんてしないのかな?

ネット通販でも探してみたのですが生地の感じ

がいまひとつわからず躊躇しています。

ネットスーパーの配達区域からもはずれている

我が家は、こういったちょっとした日用品の

買い物がすごく不便です。

普段の食料品は週一回の山のような買い出しで

今はなんとか調達していますが、これから

親達が動けなくなったらどうしたらいいかなぁ

と密かに悩んでいます。

あれならこの店と確実に把握出来ていた

買い物。買い忘れても徒歩や自転車でパッと

行って来れる買い物は、やっぱり良かったなぁ

と里心がつく瞬間はこんな時です。

空は続いているはずなのに遠く離れてしまった

慣れ親しんだ場所。

いつまで経っても帰りたいあの場所。

ツバキ(実)

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花が咲き始めたツバキの木の下には昨年咲いた

花が実となって落ちていることが多いです。

固い殻がパックリと割れて中にはまた硬い実が

入っています。

ツバキは、花も美しいですが、油を取ることも

出来ます。こんなに硬そうな実からどうやって

油を搾るのだろう?と思いますが、ツバキ油で

有名な伊豆諸島の方ではそれ専用の道具があり

搾ることが出来るようです。大匙1杯の油に

45粒ほどの種が必要だそうです。ドラッグ

ストアの棚に並んでいる整髪用のツバキ油の

値段が高いのも納得出来ます。

ツバキは、その他に葉や枝から灰を作って

草木染めなどの染色にも使われています。

花が終わると一斉に新芽が吹き、ツヤツヤの

新しい緑色の葉に覆われた木もとても美しいと

思うのですが、そこにすかさずやって来るのが

チャドクガです。新葉は幼虫の恰好の食料に

なるのです。あっという間に毛虫だらけの木に

なってガッカリしますし、毛虫の針にうっかり

触れれば、恐ろしい痒みに襲われ眠れないほど

辛いです。(経験あり)

そこへ運が良ければお助け隊が来ることがあり

ます。シジュウカラの家族です。

シジュウカラも丁度、子育ての時期で餌となる

虫をたくさん必要としているので来てくれると

あっという間にあの恐ろしい毛虫をきれいに

片づけてくれるのです。

ただ、ポストが子育て中の巣として占領される

ことがありますが、毛虫退治をしてもらえると

思えばありがたい存在です。

世界は巡り廻っているのですから。

ヒヤシンス(蕾)

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日差しは暖かそうなのに雪片が時々吹きつけて

くる天気です。

露地植えのヒヤシンスもだいぶ大きくなって

きましたがまだ蕾は固いです。でも緑色が

目を楽しませてくれて嬉しい!

水耕栽培ならそうそろ花が咲いている頃

でしょう。

ヒヤシンスの水耕栽培は小学校の教室の

窓辺に並んでいた記憶があります。

あれは何年生の頃だったのか忘れてしまい

ましたが、今でもやっているのかな?

夜中、ラジオ深夜便を聞いていたら財津和夫

さんの特集で「心の旅」が流れていました。

小学校4年生の時の担任の先生が、フォーク

ソングが好きで、音楽の時間はほとんど教科書

の楽曲をやらずに先生のギターの伴奏に合わせ

フォークソングばかり歌っていたことを思い

出しました。その中の1曲に「心の旅」もあり

ました。10歳の子供が、歌詞の内容を理解出来

ていたとは思えませんが、いい歌だなぁ~と

思って歌っていました。

親達からみたら組合活動に熱心な困った先生で

教科書から逸脱した音楽の授業をするなんて

大問題だったのかもしれませんが、私にとって

は歌うことの楽しさを教えてくれた印象に残る

先生でした。

五島列島の出身とお聞きした記憶がありますが

お元気かな~?と懐かしく思い出した夜中の

出来事した。

ヒメオドリコソウ

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オオイヌノフグリの群落の中に混じって

ヒメオドリコソウが咲きかけていました。

まだ背丈も低くうずくまるような姿は遠慮

しているようでいじらしい。

春本番になればどこでも見かける花ですが

明治期以降に帰化した外来植物です。

よく見ると葉の表面に細かい産毛が一面生えて

おり、寒さから身を守っています。

今はこんなに小さな姿ですが、もう少し暖か

くなると一斉に大繁殖を開始します。

農家さんやガーデニングを趣味としている方に

とっては厄介者。抜いても抜いてもキリがない

繁殖力にうんざりするのです。

今、大問題になっているコロナウィルスも

感染力の拡大が急速で恐ろしいものです。

人々が国境を簡単に越えて行き来するように

なればウィルスも一緒に運ばれて来るという

ことはわかっていたはずなのに。。。 

私に出来ることは相変わらず手洗いを励行し、

不要な外出は控えることぐらいですが、花粉症

に必要なマスクがシーズン終了まで手持ちの物

で間に合うのか綱渡りになりそうでハラハラ

しています。

ツノハシバミ(蕾)

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季節外れの蒸し暑いような曇天の中、母と

散歩に行きました。

今年もまたハシバミの雄花が伸び始めて

いました。

まだ伸び切っていないので風に揺れることは

出来ませんが、もう少ししたら組み紐のような

花房を揺らして雌花に花粉を届けるでしょう。

母が言うには子供の頃、実家にあったのでハシ

バミの実を食べたそうです。

ハシバミと聞くと西洋の小説を読むと時々

ハシバミ色の瞳という表現が出てくるので

どんな色を指すのかなと思っていたのですが、

英語圏では淡褐色の虹彩を表現するのに普通に

用いられる言葉だそうです。セイヨウハシバミ

の実のことをヘーゼルナッツと呼ぶことから薄

色の瞳のことをヘーゼルといいそれが日本語

されるとハシバミ色となるそうです。

また、ヌテラという商品名で売られているパン

などに塗って食べる食品もヘーゼルナッツが

原料だそうで、そうとは知らずに食べていた

ので驚きました。

この花が実るのは8月のお盆過ぎでしょう。

今はまだ、どんな夏が来るのか想像出来ません

が、また母と一緒に散歩に来れたらいいなぁと

思っています。

 

tantan10.hatenablog.com

ヒマラヤユキノシタ(蕾)

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ヒマラヤユキノシタの花がまだ咲かない

かなぁ~と思って大きな葉をめくってみたら

固い蕾がありました。

まだまだ花が咲くには少し時間がかかり

そうな感じです。

蕾を守っている周囲の葉は寒さで痛んで

かなりグロテスクに変色していてちょっと

ギョッとするほどです。

なんとなく人の心が傷ついたらこんな風に

なっているのではないか?と連想してしまい

ました。

昔、友達からのメールにちょっと嫌な気持ちに

なってしばらくメールのやりとりを控えていた

らその間に彼女は転居したらしく、知らずに出

した年賀状も宛先不明で戻ってきてさらに傷

ついたことがありました。

そのままずーっと連絡を取っていなかったの

ですが、スマホに機種変更してガラケー

入っていた連絡先をそのままスマホにコピー

したら彼女のアドレスがまだ生きている表示に

なって技術の進歩は時に残酷だなぁと苦々しく

思ったものです。

今でもそのままなので何かの拍子にアドレス

が目に入る度に彼女を思い出し、心が苦しく

なります。さっさと削除してしまえばいい

のかもしれませんが、いつかメールじゃなくて

会って話したい!という想いを捨てきれずに

いる自分の心はこの蕾のように醜いなぁと思い

ます。

案外、彼女はアドレスを変えていないのだから

いつでも連絡くれればいいのに!と単純に思

っているだけで私が勝手にウジウジしている

だけなのかもしれませんが、勇気が出ないまま

月日が流れてしまうのです。

今日の空21

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冬と春が押しくら饅頭をする季節が来たよう

です。

日替わりの天候が老体にこたえる季節です。

空を見上げると羽根のような雲が浮かんで

いました。

フーと息を吹きかけたら散り散りになって

しまいそうな薄い雲です。

若い頃は春の気配に敏感に反応して気持ちも

身体も軽々と上昇していました。

老いた今は冬に未練を残し、悪あがきを

続けて不安で足がすくんでしまいます。

不安が不安を呼び寄せ、めまいまでしてくる

始末。暖かな春は嬉しいはずなのに。

羽根のような雲はあっという間に消えて

しまいました。

フーと息を吹きかけたわけでもないのに若さは

あっという間に消えてしまいました。

振り返ってみれば青い春は一瞬の夢のよう

でした。

今、手元には何もない自分が見えるばかり

です。