淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ウメモドキ(花)

ウメモドキは秋から冬に真っ赤な実をたくさ んつける落葉低木です。 真っ赤な実は葉が落ちてもしばらく枝に残っ ており、冬の風景を鮮やかに彩っています。 ところが、私は毎年この木の花を見そびれて おり、青い実がなりはじめた頃に今年も花を 見られなか…

テイカカズラ(花)

暖かい地方では初夏に盛りを迎えるテイカカ ズラの花が、ようやくこの辺りでも盛りとな りました。 すぐ近くのお宅の生け垣となっているテイカ カズラは、庭の南側を一面に覆って目隠しに なっています。私の身長より高い生け垣のた め、中の庭の様子はほと…

バラ(花)

今年は庭のバラが思っていたよりたくさん咲 きました。 蕾が膨らみだす5月に雨が少なく半ばあきら めていたにもかかわらず、大輪の花を次々と 開いています。春先に施した肥料が効いたの かもしれません。近所ではガーデン雑誌から 抜け出てきたようなバラ…

ノアザミ(花)

私の地域では、ノアザミが咲く頃は健康診断 の季節です。 ようやく寒さを感じなくなる頃なので薄着に なって受診する方としてもラクな季節ですが 毎回朝8時から公民館の和室に詰め込まれて 待つのは苦痛です。 働き盛りの人たちは、会社主催の健診を受け る…

ヤマアジサイ(花)

昨年ヤマアジサイを挿し木をして株分けしま した。挿し木は上手く根付いて今年は、もう 花をつけています。 これまで植えていた場所は、ヤマアジサイに とってはちょっと日当たりが良過ぎたようで したのでハナミズキの足元の日陰になる所に 植えてみました…

オオヤマフスマ(花)

いつもは早々に草刈りされてしまう近所のち ょっとした空き地が、今年はまだ草ボーボー です。 ここは、草刈りがされなければホタルブクロ オカトラノオ、ウツボグサなどが順番に咲く のでなるべくそっとしておいて欲しいといつ も思っているのですがそのう…

ホタルブクロ(花)

ホタルブクロが見ごろになり、道端にずらり と並ぶようになりました。 薄桃色に見える花の内部にカメラを近づけて みると中には細かい斑点が並んでおり、斑点 は桃色というよりは紫色でした。 この辺りで見かけるホタルブクロの色は、こ の外見は薄桃色に見…

キショウブ(花)

小雨の中、田んぼの片隅でキショウブの花が 咲いていました。 キショウブは日本の在来種ではありません。 明治時代以降日本のハナショウブにはない黄 色い花がもてはやされ、日本全国の水辺や湿 地に広まったそうです。雨の多い梅雨時に黄 色い花は目立ちま…

ユキノシタ(花)

我が家から近い田んぼ沿いには農家が、点在 しています。 多分古くからこの地に住み着いている家々は 我が家のような新興住宅地ではなく冬は暖か く、夏は涼しい条件の良い場所を選んで建っ ています。 先日農家のうちの1軒の玄関先の石段の前を 通りかかる…

ユスラウメ(実)

梅雨の晴れ間をぬって庭のユスラウメとウメ の収穫をしました。 ウメは昨年生りすぎたためと花時が、かなり 寒かったため壊滅的で全部で10粒ほどしか採 れませんでした。一方、ユスラウメは途中た くさん実が落ちたにもかかわらず結構収穫出 来ました。 熟し…

エビラフジ(花)

田んぼのあぜ道は次々と草刈りが行われてい ます。 やっと色々な草が生え揃い、そろそろあの花 が咲く頃だなぁと思って田んぼに下りて行く とすっかりきれいになってしまった道を見た 時の衝撃。 行けども行けどもきれいに刈られた土手を横 目に見ながら歩い…

ヤマグワ(実)

今年もヤマグワが実る季節が来ました。 もう誰もこの実を採って食べる人はいないた め、あきれるほどたくさんなった実は鳥が食 べる以外道一面に落ちているだけです。この 辺りにどれくらいの鳥が生息しているのかわ かりませんが、食べきれないほどたくさん…

カキ(雌花)

大半の木々がもうほとんど深い緑色の葉に変 わった頃、カキは一足遅れて若々しい黄緑色 の葉を大きく広げます。カキの葉は1枚1枚 が比較的大きく、丁度子供がお絵描きで葉っ ぱの絵を描く時のような単純な葉の形をして います。そして大きく広がった葉の付…

ナワシロイチゴ(花)

丁度1ヵ月ほど前、アマドコロの咲いていた 場所を再訪してみると見事に丸坊主になった 土手が露出していました。 これからの季節は、度々農家の方が草刈りを するので何度もこの落胆を味わいます。イネ に病気を運んで来る昆虫を寄せ付けないため の大事な…

ウグイスカグラ(実)

挿し木をして庭で育てているウグイスカグラ は、小さいながらも順調に育っています。 昨年挿し木をしたばかりなのに花後、早々に 実をつけたと思ったらあっという間に鳥たち に食べられてしまい写真が撮れず残念な想い までしました。仕方がないので親株の木…

イチヤクソウ(花)

1ヶ月ほど前にはユウシュンランが咲いてい た場所を再び訪れると見慣れない花が、咲い ていました。 最初に見つけた時は赤味を帯びた茎についた 花はまだ蕾で透明感のある緑色でしたが、毎 日通って観察していると段々と白くなってき ました。初めて見る植…

バイカウツギ(花)

鬱陶しい梅雨空が続いていてもバイカウツギ の白い花を見つけるとなぜか清々しく心が晴 れるような気持ちになります。 バイカウツギは、ウツギの中では比較的大き めの花をつけます。名前の通りウメの花の形 に似た丸い花弁の花をつけますが、ウメの何 倍も…

ハマナス(花)

今年もハマナスの季節が来ました。 春先の黒い枝ばかりの頃はどこにも花芽らし きものは見えませんが、気温が上がるにつれ て葉が出てその葉の間から蕾が現れます。 朝の散歩の時、ハマナスの花はまだ開いてい ません。でも、今日これから咲く準備の出来 た…

ヤマボウシ(花)

6月の山を彩る花はヤマボウシです。 白い手裏剣のような形の花は、実際は花びら ではなく総苞と呼ばれる蕾を包むための葉が 変化したもので、本当の花は中心部の小さな 粒々が集まった部分です。でも、総苞も含め てヤマボウシの花は花なんだろうと私は思っ…

スモークツリー(花)

雨に濡れたスモークツリーは、水滴をたっぷ り含んで重たげに咲いています。 5月は雨がほとんど降りませんでしたが、6 月になったとたん雨続きで散歩もあまり出ら れない日が続いています。朝起きてカーテン のすき間から道路をのぞいてアスファルトが 乾…

ジューンベリー(実)

春に花を咲かせた木々がそろそろ実をつける 季節になりました。ジューンベリーもその中 の1つです。 ベリーの仲間は一斉に赤く実ることはなく、 日当たりや花が咲いた順に熟すため赤い実と 緑の実が混在します。その様子がまた美しい のですが、このことが…

スイカズラ(花)

今年のスイカズラは大変元気です。 花が咲く前から盛んにツルを伸ばし、お隣の 敷地までドンドンと伸びていました。花芽が ついたツルを切るのは心苦しいことですが、 仕方なく開花直前にツルを少し切り戻したほ どです。 この辺りでは5月下旬からスイカズ…

イタチハギ(花)

昨年は開花前に草刈り隊の餌食になって花が 見られなかったイタチハギの花が、今年はま た見られました。 ほとんど黒に見える濃い紫色の花穂を枝先に 何本も付き出してバス通りの植え込みの間に 繁茂しています。昨年すっかり刈り取られた と思ったのにそん…

コメツブツメクサ(花)

公民館の前の砂地のスペースや歩道脇の植え 込みの部分に随分前からすごく小さな黄色い 球状の花が咲いています。 数年前から気になっていましたが、調べよう と思っている間に季節が過ぎて忘れてしまっ ていました。今年もだいぶ前から咲き出して おり、よ…

ヒルザキツキミソウ(花)

一日中雷とバケツをひっくり返したような雨 が断続的に続いた次の朝、生け垣の足元にヒ ルザキツキミソウの花が開いていました。 久々にたっぷりと降った雨に満足そうに揺れ ている花は、相変わらず細い茎には重たそう に見えます。 我が家では特に熱心に世…

エゴノキ(花)

今年もエゴノキの花の季節が到来しまいまし た。 真っ白な小さな花がまさに鈴なりといった感 じで咲くこの花は、この辺りでは庭に植えて いる家もたくさんありますが、公園、雑木林 と本当にどこにでもあります。 エゴノキは、落葉小高木です。木の分類は、 …

コンフリー(花)

かつては田んぼの畔の片隅や空き地などで普 通に見かけたコンフリーを最近あまり見なく なりました。 一時は健康食品として食用にまでされていた そうですが、その後肝機能障害が起こること が判明したため、もしかしたら駆除されてい るのかもしれません。…

ツクバネウツギ(萼片)

ツクバネウツギの名前の由来は、花の付け根 の萼片が羽根つきのツクバネに似ていること からついた名前だそうです。 と書くとあれ?ついこの間のツクバネの記事 でもそんなこと言ってなかった?と思う方が いるかもしれません。両者は同じ羽根つきの 道具の…

ノイバラ(花)

園芸品種のバラに先駆けてノイバラの花が、 盛りを迎えています。 ノイバラの花は、1輪1輪は小さく直径2~ 3㎝ほどですが房になって花がつくため大変 賑やかです。ツル性落葉低木なため、周囲の 木々にからまって成長しますが、山野で自然 に繁殖したも…

タニウツギ(花)

初夏の頃は山では白い花を咲かせる木々がほ とんどになりますが、タニウツギは優しいピ ンク色のため少し目立っています。 このタニウツギは、隣りの住宅街へ行く途中 のコンクリートの法面のすき間から生えてい ます。いつからここにあるのかわかりません …