淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コマツナギ(花)

コマツナギの花を初めて観たのは以前住んで いた家の近所の庭でした。 そこにお住まいの方は、学校の理科の先生で 植物に詳しく、庭に珍しい植物を色々植えて いました。 毎年、梅雨時になるとハギの花にそっくりで 少し小型の花がフェンスから零れるように…

スカシユリ(花)

シトシトと雨が3日ほど降り続いた後、よう やく晴れ間がのぞきました。 空気は湿気に満ちており、気温も高くなって きた中、ユリの甘い香りが漂ってきます。 庭のスカシユリは、もう長い間植えっ放しです が、毎年花を咲かせてくれます。 最初は、黄色や橙…

ウメ(実)

今年も梅干しの仕込みを始めました。 今年はいつもの半分の5kgのウメを漬ける予定 です。庭の梅の木はもうあまり生らないので ほとんどは買って来たウメの実で作ります。 昨年までは10kgのウメを漬けていましたので 半分になるとだいぶラクに感じます。 梅…

タチアオイ(花)

タチアオイには、たくさんの園芸品種があり ます。花色も白から黒に近い色まで本当に 様々です。 5月初め頃からグングンと背を伸ばし、あっ という間に人の背丈を超え、梅雨入りごろ、 茎の下の方から順々に花が開いてきます。 一番上の花が咲いたら梅雨明…

ジューンベリー(実)

春、サクラの花と同じ頃、白い花が咲いている 木がありました。最初は、サクラの一種かな? と思っていましたが、赤い実が付き出したので 調べてみるとジューンベリーだということが わかりました。 ジューンベリーは、名前は聞いたことがあり ましたが、実…

ズッキーニ(花)

ズッキーニを初めて食べたのはバブル景気に 世の中が沸いていた頃だったような記憶があ ります。 見た目はキュウリの大きくなり過ぎたものの ように見えますが、カボチャ属なので花はカ ボチャとそっくりです。 カボチャの仲間の花の色は鮮やか黄色ですが だ…

アジサイ(花)

以前、テレビでド根性大根なるものを観たこと があります。 となるとこのアジサイはド根性アジサイで しょうか? このお宅は、本来、この壁面の上が庭になって いるのですが、壁に開いている排水口から アジサイが生えてきて花まで立派に咲かせてい ました。…

ばら(花)

今年は咲かないのだとあきらめていたピンク 色のバラがようやく1輪咲きました。 日当たりの良い歩道の脇で、特に誰かが手入れ するわけでもないのに毎年咲いていたのを 見込んで挿し木をしたら上手くて根付いて 毎年楽しませてもらっていました。ところが、…

ザクロ(花)

散歩の途中でザクロを植えているお庭を 見つけました。 ここのような寒い地域でも育つことにちょっと 驚きました。 光沢のある黄緑色の葉の中に朱色の花が点々と 咲いている光景はいよいよ夏だなぁと感じさせ られます。 ザクロの花は花びらの付け根がぷっく…

キノコ11

ようやくまとまった雨が降りました。 でも、半日でやんでしまいました。 もう少し長く降ってもよかったのになぁ と思いながら今朝も雑木林に入りました。 パサパサに乾いていた地面はしっとりと 濡れています。「良かったね、一息ついた ね」、と心の中で話…

ハマナス(花)

朝の散歩でハマナスを見に行っても開いた花 には会えません。太陽の光が当たり始めると 目覚めてお昼頃に行くとパッチリと開いてい ます。 ハマナスは、海岸などに自生している日本原産 のバラの一種です。野生のバラにしては大きめ の花で濃いピンク色をし…

ピラカンサ(花)

秋に真っ赤な実をびっしりとつけていた ピラカンサは、今、小さな花をつけています。 この小さな白い花、1つ1つが赤い粒々の 実になります。 ピラカンサは、ピラカンサスと呼ぶ人もいて 私も昔はピラカンサスと呼んでいました。 学名がピラカンサというら…

ヘビイチゴ(実)

コンクリートのすき間に這っているヘビ イチゴに真っ赤な実が連なって熟しています。 土のある地面は他にいくらでもあるのにこの ヘビイチゴは、なぜ、よりによってこんな狭い すき間に芽を出してしまったのでしょう。 春、ヘビイチゴは黄色い小さな花をたく…

イタチハギ(花)

住んでいる山の上の住宅街から国道に出る までは長い下り坂です。バスも通り、住人の ほとんどが通る道なので車道も歩道もしっ かりとアスファルトで塗り固められています。 この道の歩道脇のわずかな土の部分に6月に なると濃い紫色の穂状の花が咲き始めま…

ヤマアジサイ(花)

ヤマアジサイの花は繊細です。 にわか雨の後、花に溜まった水滴は、レンズの 役目をしてあっという間に葉や花を茶色く焦が してしまいます。雨が好きな花なのに雨があだ になってしまうなんて皮肉なものです。 この株は、畑の角にひっそりと植わっていた株 …

オオキンケイギク(花)

そろそろオオキンケイギクの花も終わりに 近づきました。 特定外来生物に指定されているせいか蕾が 出てきた時期に一度大掛かりに刈り取りが 行われましたが、それにも負けずに今年も あちこちで大量の花を咲かせています。 明治時代に観賞用、緑化用として…

スモークツリー(花)

スモークツリーを知ったのはまだ20代の頃 でした。 その頃愛読していた雑誌にフラワーアレンジ メントの連載があり、デザイナーの方のお気に 入りの花だったようで度々登場していました。 フワフワの花の塊が珍しくて不思議な木だなぁ と思っていましたが、…

ホタルブクロ(花)

梅雨入り宣言とともにホタルブクロの花を 多く見かけるようになりました。 今年は赤紫色の花が当たり年のようで 例年より目立つような気がします。 いつもは、薄桃色の花が圧倒的に多いの ですが… ホタルブクロの花は、梅雨の雨の中でも 花粉が濡れてしまわ…

スイカズラ(花)

スイカズラの花の特徴は、甘い香りです。 咲き出したばかりの頃は、真っ白な花が段々と 淡黄色に変化して生暖かい風に吹かれると 甘くてでもどこか酸っぱいような香りを漂わせ ます。 このところ、急に蒸し暑くなったと思ったら 昨日梅雨入りしたとテレビで…

ユスラウメ(実)

このところの日中の暑さでユスラウメの実が あっという間に赤くなってきました。 直径1.5cmくらいの実がたわわについて います。 朝晩の気温差の激しさからか、最近私は、 あまり体調が良くありません。 今朝はひどい頭痛と吐き気でしばらく起き上が れま…

カキ(花)

庭のカキの木にようやく花が咲きました。 小さな苗木を植えてかれこれ20年近くなる と思います。 以前の家では4月下旬から5月上旬には花が 咲いていたと思うのですが、この辺りでは 6月上旬に咲くようです。450kmくらい北に 移動すると日中は大差なくて…

ヒルザキツキミソウ(花)

ヒルザキツキミソウは、直射日光の下では ほとんど白に見えるほど薄いピンク色です。 細い茎と細い葉の上に不似合いなほど大きな 花を開いてたくさんの花が風に揺れている 様子はなんとも儚げです。 ところが、思いのほか強健で、カンカン照り のやせた土地…

今日の空33

久しぶりにきれいな夕焼けを見ました。 早めの夕飯を済ませて洗い物をしていると 窓の外がすごく赤くなっているのに気づき 急いで外を見ると赤や橙色のグラデーションに 青や灰色が複雑に混ざり合った空が目に飛び込 んできました。 日中はかなり気温が高く…

ジャガイモ(花)

散歩の途中で通る畑でジャガイモの花が咲き 始めました。 薄紫色の花びらと中心の黄色のコントラスト が美しい花です。花色は品種によって赤、白 紫などがあるようです。 夏が近づくと畑では、野菜の花が次々と咲き 出します。どれも良く見ると色や形が美し…

ヤマボウシ(花)

忍者の手裏剣のような花をつけるヤマボウシは 山の至る所で見かけます。 初めてこの花を見たのは箱根の山の中でしたが 日本の山でごく普通に見られる木のようです。 ヤマボウシの親戚にはハナミズキ、別名アメリ カヤマボウシがあります。ヤマボウシもハナミ…

ヤマザクラ(実)

↓<一部拡大> 4月にたくさんの花を咲かせたヤマザクラに 今はたくさんの実がついています。 果物として売られているサクランボよりかなり 小さい実ですが、数は結構たくさんついてい ます。 人間が食べるサクランボは西洋から入ってきた セイヨウミザクラ…

エゴノキ(花)

この季節の花は、白色が多いです。 早朝、今年もアスファルトの地面に真っ白な エゴノキの花が散り敷いているのを見ながら のんびりと坂道を登っていると前方に黒と 茶色のまだら模様の動物が小走りにやって 来ました。犬の散歩かな?と思いましたが、 飼い…

アザミ(花)

朝露に濡れたアザミの花はいつもより少しだけ トゲトゲしていない印象を受けます。 アザミは、田んぼのあぜ道やちょっとした草む らに数本ずつ群れて咲いています。色は大抵 紅紫色で 茎の先端に開いた球状の花が、化粧 道具のほお紅のついた刷毛のようです…

マユミ(花)

秋に真っ赤な可愛らしい実をつけるマユミの花 が咲くのは今ごろです。 花びらの端から端まで測っても5mmくらいの 小さな花です。離れて見ていても全然見えない ので秋の実に気づいてから木の場所を覚えて おいて時々通る度に咲いたかどうか確認して いまし…

ホオ(花)

↓<一部拡大> ホオの木の花を写真に撮ることが出来ました。 先日、紹介したトチの木とよく似た葉をして いますが、ホオの木の葉の方が更に大型です。 葉の開いた付け根に象牙色の大きな花をつけ ます。花も大きく大人が両手を合わせて開いた くらいの大きさ…