アオキ(花)
アオキの実が赤くなったなぁーと思ったら
次に訪ねた時にはもう花が咲いていました。
赤い実の時期は意外と短いです。ヒヨドリや
ネズミに食べられてしまったのでしょう。
雑木林の中は今、アオキの花盛りです。
半日陰の林の中には至る所にアオキが茂って
います。冬は日当たりが良く、夏になると
ほどほどに日陰になる落葉樹の林の中は
虫がいることなんてへっちゃらなアオキに
とっては快適な環境なのでしょう。
アオキの花の1つ1つはとても小さな花です。
少し離れて見ると穂のようにいくつかの花が
かたまっているように見えます。
雌雄異株のため、雌株は実がなり、雄株は、
花だけ咲いて実がなりません。この写真は
多分、雄株の花だと思われます。雌株も全部の
花が実になれるわけではなくせいぜい半分ほど
ではないか思います。
人間も木も日々困難の連続です。一難去って
また一難です。せっかく満開になった桜に
花散らしの雨と強風が吹きつけます。
生きるということは、あきらめないということ
なのでしょう。