フクジュソウ(蕾)
庭の日当たりが良い一角からフクジュソウの
芽がのぞいてきました。毎日雪が降っては消え
ることを繰り返している場所です。近寄って
よく見ると一番先端からはかすかに黄色い花弁
がのぞいています。
フクジュソウの輝くような黄色の花弁は、太陽
の色そのもののようです。陽に当たっている時
の花弁は、金属のような光沢を帯びています。
昨年は、フクジュソウの開花が早く1月中に咲
き始めましたが、今年は、雪続きのため多分開
花は2月に入ってからになるのでは?と予想し
ています。雪が積もるとこの芽もすっかり隠れ
てしまいますが、溶けるといち早く黒い土の上
に現れます。季節に逆らっているわけではない
けれど、負けてもいません。じっと自分の出番
が来るのを計っているような様子です。
毎朝氷点下になる戸外でひたすら自分が咲くべ
きタイミングをどうやって知るのか私にはわか
りませんが、この花が春を告げてくれる喜びは
何物にも代えがたいことは知っています。