ハオルチア(窓)
朝、起きたらまた雪が積もっていました。
結構な量だったのでまた雪かきをしなくてはな
らないか、と思って気が重くなりましたが、お
昼頃には、ほとんど溶けてホッと胸を撫でおろ
しました。
真冬は、雪が溶けるのに何日もかかっていたこ
とを考えるとそれだけでも少しずつ太陽の力が
強くなっているのを実感します。
窓辺に置いたハオルチアは、晴天の日、陽の光
を通すと宝石のヒスイのように見えます。水分
を蓄えているといわれるプックリとした葉は植
物とは思えない質感を醸し出しています。葉の
先端の窓と呼ばれる光を通す部分の内側はもう
1つの温かな部屋みたい。
日向ぼっこは、冬の楽しみです。夏は暑すぎて
日向は避けるものですが、冬の日向は極楽。
風の当たらない室内の窓辺でゴロゴロしながら
今が一番ハオルチアがきれいに見える時期なの
だなぁと光と植物の共演に見惚れています。