ツリガネニンジン(花)
ツリガネニンジンが咲く新しい場所を見つけ
ました。新しいといっても私が今まで気付か
なかっただけですが。
そこはスギ林の北側で舗装された道路までは
少し距離があるため空き地になっています。
日当たりもあまり良くなく朝日しか当たらな
いため畑にも田んぼにも出来ず放置されてい
るようです。しかし、そのお蔭で草刈りもさ
れず野草が結構残っています。
興味がない人には草ボーボーの空き地にしか
見えませんが、よく見るとツリガネニンジン
がたくさん咲いています。
ツリガネニンジンは、キキョウ科ツリガネニ
ンジン属の植物です。花の色はキキョウ科共
通の薄紫色で蕾のうちは白い雫型をしていま
す。根の形がチョウセンニンジンに似ている
ため、この名前がついたそうですが、繊細な
地上部とは正反対に根は強靭で簡単には引き
抜くことは出来ません。
秋雨のやみ間をぬって散歩に出かけます。草
むらは乾く間もなく濡れているため足元は、
帰る頃には靴下まで濡れてしまいます。
ツリガネニンジンは、一雨ごとに大地が冷や
されていくのを喜んでいるように生き生きと
我が世の秋?を楽しんでいるようでした。