淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

シャコバサボテン

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弱い冬の日光を浴びてシャコバサボテンの

花が咲いています。

この花は、クリスマスの時期に咲くことから

クリスマスカクタスと呼ばれることもあり

ます。 カクタスはサボテンの英名です。

寒さに弱いので我が家では11月頃になると

室内に取り込んで楽しんでいます。

冬になると屋外ではほとんど花が見られなく

なるので明るい花色のシャコバサボテンは

冬の窓辺を彩ってくれる頼もしい存在です。

以前はサーモンピンクの鉢もあったのですが

夏越しに失敗してダメにしてしまったので

今はこの1鉢だけです。

冬至が近い今の時期は一年で一番日照時間が

短いため日の出は朝7時近いですし、夕方

4時過ぎには日の入りになってしまいます。

私は基本的には朝型人間なので早起きは

得意な方だと思いますが、この時期だけは、

やはり朝起きるのが辛いと感じます。

寒いうえに暗いというのはかなり精神的にも

負担です。冬至を過ぎて少しずつ日が長く

なると気分は軽くなってくるのですから

やはり太陽の力は偉大です。 

北欧の人々は暗い冬の朝にもキャンドルを灯す

習慣があると聞きました。

温かなキャンドルの炎は、寒さの厳しい地域の

人々の心を癒すのかもしれません。

1年で一番寒くて暗い時期に咲いてくれる

シャコバサボテンは私にとってキャンドルの

炎のようなものなのかもしれません。

「冬来たりなば春遠からじ」と唱えながら

過ごす日々です。

(If winter comes, can spring be far behind?)

*イギリスの詩人シェリーの

「西風に寄せる歌」の一節とのことです