淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

ハオルチア(蕾)

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気付いたら多肉植物のハオルチアが花芽を

伸ばしていました。

ハオルチアの中でも葉の先に透明感がある

種類が好きで3種類ほど集めていますが、

普通花が咲くのは4月以降です。

今年の暖冬を敏感に感じてもう活動を始めた

のかもしれません。

ハオルチアの存在を知ったのは藤田雅矢さんの

「捨てるな、うまいタネ」という本を

読んだことがきっかけでした。

この本には普段食卓に使う材料についてくる

タネを蒔いてみたらおもしろことがたくさん

あるんですよ、ということが紹介されている

のですが、それとは別に藤田さんが所有

している面白い植物も載っていてその中に

ハオルチアがあったのです。

透明感のあるものが好きな私は一目惚れ

してすぐに実物を見たいと思ったのですが

なかなか普通の園芸店では見つからず、

ネットでやっと見つけて1鉢購入した時は

とっても嬉しかったです。

その後、たまにホームセンターのすみに少し

だけ置いてあったり、マニアの人はサボテン

専門店や交換会で手に入れているようだ

ということが段々わかってきました。

外は枯れ果てた世界ですが、この植物を

窓辺に置いて眺めていると弱い冬の光が

透明な葉先の窓を通り抜けて緑色の灯が

点るように見えます。

殺風景な冬の日々色々なことがありますが、

この緑は私を癒してくれる存在です。