ツノハシバミ(蕾)
季節外れの蒸し暑いような曇天の中、母と
散歩に行きました。
今年もまたハシバミの雄花が伸び始めて
いました。
まだ伸び切っていないので風に揺れることは
出来ませんが、もう少ししたら組み紐のような
花房を揺らして雌花に花粉を届けるでしょう。
母が言うには子供の頃、実家にあったのでハシ
バミの実を食べたそうです。
ハシバミと聞くと西洋の小説を読むと時々
ハシバミ色の瞳という表現が出てくるので
どんな色を指すのかなと思っていたのですが、
用いられる言葉だそうです。セイヨウハシバミ
の実のことをヘーゼルナッツと呼ぶことから薄
茶色の瞳のことをヘーゼルといいそれが日本語
に訳されるとハシバミ色となるそうです。
また、ヌテラという商品名で売られているパン
などに塗って食べる食品もヘーゼルナッツが
原料だそうで、そうとは知らずに食べていた
ので驚きました。
この花が実るのは8月のお盆過ぎでしょう。
今はまだ、どんな夏が来るのか想像出来ません
が、また母と一緒に散歩に来れたらいいなぁと
思っています。