ヒヨドリバナ(花)
8月に少し涼しくなって、一度咲き始めたの
ですが、暑さがぶり返したら姿を消してまた
最近見られるようになったヒヨドリバナ。
フジバカマの花にそっくりなので初めて見た
時は、野生のフジバカマだと勘違いしたほど
です。よく見ると葉の形がフジバカマは3つ
に裂けているのですが、ヒヨドリバナは裂け
目のない一枚の葉というところで見分けると
図鑑で学び、なるほど~と納得。
秋になり日中、気温が少し上がると蝶をよく
見るようになりました。ヒヨドリバナやフジ
バカマには蝶がよくやって来ます。蝶の渦巻
のようになった口はヒヨドリバナの細い花か
ら蜜を吸うのに適しているのです。花の奥ま
でこのストローを差し込んでゆっくりと羽ば
たいて止まっています。
成虫になった蝶はたいてい美しい姿をしてい
るのですが、卵を我が家の幼いユズの木に産
み付けるので困っています。蝶の幼虫はユズ
の葉をモリモリ食べて丸坊主にしてしまいま
す。 せっかく今年は、だいぶ大きくなったと
安心していたユズの木が、これでは冬に寒か
ろうという姿になってしまっています。早く
蝶になってヒヨドリバナの方へ飛んで行って
欲しいと恨めしく眺めています。