淡々と・・・

淡々と過ぎていく日々、心にとまったひとこまを写真と短文で綴っています。

今日の空56

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雑木林の向こうから大きな月が昇って来るのが

見えます。木々の枝は影絵のように複雑に入り

組んでちょっと不気味な雰囲気です。

夜、月が出て来ると冷え込み、今朝は午前2時

くらいから寒くて何度も目が覚めました。

寒い時はいつでもつけられるように電気敷毛布

を敷いているのですが、温かくしてもなんだか

熟睡出来ませんでした。

カーテンのすき間から外をソ~っとのぞくと

前の家の車の屋根や家々の屋根が真っ白です。

雪かと思いましたが、道路は白くないので霜の

ようです。いつの間にか空は曇ったようで星は

全く見えず、凍るような寒さだけが周囲に漂っ

ています。

夜が明けて、お昼になっても寒さは厳しいまま

でした。弱々しい薄日が射すだけで一向に気温

は上がって来ません。

私より寒がりの父は、冬は一日中暑いくらい

暖房をつけたままです。年寄りだから寒いのが

こたえるだと思いますが、だったらなぜ年を取

ってからわざわざまた寒い場所に移住して来た

のかなぁと不可解に思います。少しでも故郷の

近くに住みたかったのでしょうか?

今は、兄弟姉妹もみんなそこにはいないのに。