ホトケノザ(花)
久しぶりに気温が10度を越えると日向の雪は
たちまち溶け始めます。
散歩に出ると溶けた雪の中からホトケノザ
がごっそりと顔を出しているのを見つけま
した。
チラホラと花を咲かせているものもあり、
まるで春のようです。本来は、春の日照時間が
伸びたのを感知して急速に背を伸ばして花を咲
かせるのですが。
いますが、それはキク科のコオニタビラコの
ことを指し、これとは別のものです。花の色も
形も全く違うのに同じ名前なんて変ですね。
紫色のホトケノザは、葉の形が仏像の蓮華座に
似ていることから付いた名前のようです。
ようやく冬至が過ぎて太陽もまた少しずつ力
を取り戻しつつあります。1日、2日の違い
では大差はないかもしれませんが、1日1分
ずつ日が伸びると1ヵ月で30分になります。
遠い目標ではなく日々の小さな積み重ねを大
事にしたいものです。久し振りの日の光は私
の身も心も緩めてくれるのを感じました。