カクトラノオ(花)
青味がかったピンク色のカクトラノオの花は
涼しげで晩夏にふさわしい花です。
この辺りは、晩夏というよりもう秋の気配が
濃くなってきましたが、照ればやはり少し夏
の名残を感じます。
ともありますが、最近はフィソステギアと呼
ばれているそうです。アメリカ合衆国のバー
ジニア州原産の耐寒性多年草で日本には大正
時代に渡来しているようです。
薄い筒状の花は、ピンク色の他に白色もあり
太陽の光を透過するので群植すると見ごたえ
のある風景となります。暑さ寒さにも強く、
大変丈夫ですが、水切れだけは苦手で鉢植え
の場合だけはその点に注意する必要がありま
す。地植えの場合は、ほとんど水やりの心配
はありません。
この花を観察しているとマルハナバチが代わ
るがわるやって来て花に潜り込んでいます。
ということは花からは蜜が取れるということ
です。ミツバチもマルハナバチもほとんど人
を刺すことはありませんが、仕事の邪魔をし
ては悪いので早々に退散しました。