ホオズキ(実)
↓<ホオズキの花>
今年もホオズキの実が、色付く頃となりまし
た。いつもの年より色付きが良く、色も濃い
ような気がします。
7月の初めに白い花を咲かせて夏の暑さで日
に日に熟していったようです。
ホオズキは、最初母がどこからか貰って来て
庭に植え、その後は毎年こぼれ種で勝手に庭
のあちこちで育っています。ナス科の植物の
ため同じ場所に植えると連作障害で上手く育
たないと言われていますが、ほったらかしで
も少しずつ自分で芽を出す場所を変えて問題
なく実をつけています。
ホオズキの花が咲く7月9日~10日は、各地
でホオズキ市が開かれている頃です。
この日は、一度の参拝で4万6千日分の御利
益があると言われている参拝日でこれにあや
かって浅草寺で縁日が開かれるようになり、
それが全国に広まったそうです。
旧暦は、新暦より1ヵ月以上後ろにずれるこ
とが多いので丁度ホオズキが色付き始める頃
が7月9日~10日が当たります。
今は、ほとんどの行事が新暦で行われること
が多くなりましたが、ホオズキが色付き始め
ると江戸時代の夏に想いを馳せるのです。