ケンポナシ(実)

ずっと名前が不明だった木の名前が実がなっ

たことで判明したので備忘録として記事にし

ます。

この奇妙な形の実は、クロウメモドキ科のケ

ンポナシの実です。私が住む山の上の住宅街

から下っていくと橋のたもとに生えており、

かなりの大木です。

６月の終わり頃、橋を通るといつも白い小花

の塊をいくつもつけて咲いているのでずっと

何の木だろう？と思っていたのですが、名前

がわかりませんでした。ガマズミの仲間にし

てはずいぶん花期が遅いし…と思いつつお手

上げ状態のまま。

11月に入ってまた橋を通って何の気なしに横

を見ると、この奇妙な形の実のようなものが

視界に入りました。えっこれがあの花の実？

丁度、手が届く所にある枝を手折って持ち帰

るとたまたま定期的に購読しているブログに

この実のことが書いてありました。

この実は食べることが出来るそうです。食べ

るとナシのような味がして、ゴツゴツしたし

た実の様子が指のようなことから手棒梨＝テ

ボウナシ→ケンポナシとなったとのこと。ず

っとモヤモヤしていたことが解明した瞬間で

した。

ケンポナシをご存じの方からしたら私の悶々

とした日々は笑ってしまうくらい些細なこと

かもしれません。でも今は、ア～、スッキリ

したという気分です。

↓＜６月末に咲く花の様子＞