ハクモクレン(冬芽)
午前中は冷え込んでいましたが、午後から晴
れてきたので近所の散歩に出ました。
毎年たくさんの花をつけるハクモクレンは、
今年も大きな冬芽を太らせています。
この中に真っ白な花が、折りたたまれている
と思うとなんとも不思議な気持ちになります
が、今年もこの大きさなら花を確実に見るこ
とが出来るだろうとワクワクします。
毛むくじゃらの冬芽とあの白い花は全く不似
合いだけれど、みにくいアヒルの子が真っ白
なハクチョウに変身するようで花時は感動的
です。
ハクモクレンは、自然にまかせておくと大き
な木に成長します。今ではなかなかそういう
恵まれた環境にある木は少ないですが、空い
っぱいに広げた枝に一面白い花が咲いている
姿は圧巻です。
春、日ごとに気温と湿度が上がってくるとた
ちまち蕾をほころばせてあっという間に花を
終えてしまう日まで多分、あと2ヵ月。
もしかしたら次に咲くサクラよりも私はあの
白い花が咲き出した頃が、一番心が弾んでい
るのかもしれません。