ハオルチア(花芽)
今年も昨年と同じくらいの時期にハオルチア
の花芽が、見えてきました。
東京の方ではポカポカ陽気だと天気予報のキ
ャスターが、嬉しそうに伝えていてもここは
強風が吹きすさんでいます。時々風と共に雪
片も吹きつけて来ます。
日差しがあっても雨や雪が降って来るのはこ
こが山の上だからでしょう。1日の間に四季
があるようなこの場所で暮らすようになって
もうすぐ4年。いつまでたっても私は、ここ
の気候に馴染めません。
ハオルチアは、1年中同じように屋内の窓辺
で育てています。四季をどうやって感じとっ
ているのかわかりませんが、毎年今ごろにな
ると花を咲かせる準備を始めます。タケノコ
のように花芽の茎を日々伸ばして30㎝くらい
の長さになると先端の蕾がばらけて花が咲き
ます。多分、光の角度や日照時間を感じ取っ
て開花の時期を知るのでしょう。
一緒に引越して来たのにさっさと新しい場所
に順応しているハオルチアを見ているとあま
り考え過ぎるのは良くないのだ、今出来るこ
とを淡々とこなしていくしかないのだ、と教
えられているような気がします。