カラハナソウ(雄花)
片側は山の斜面がせまり、もう片側は田んぼ
に挟まれた細い道を歩いていると見慣れない
花房が下がっているのに気づきました。
葉っぱを見るとなんだからもう少し後になっ
て見るカラハナソウの葉のようです。もしか
したらこれはカラハナソウの雄花では?何と
なくそんな予感がして写真を撮って帰宅して
から調べました。
細かい小花の花房は、フジの花のような迫力
はありませんが別の魅力があります。色は9
月下旬から10月初旬に見られる実の色とほぼ
同じ緑色がかった象牙色です。
カラハナソウは、雌雄異株のため雌花は別の
株となるのですぐには見つけることが出来ま
せんでしたがよく探せば近くにあるかもしれ
ません。雌花は、果穂を小さくしたような形
なので株があればすぐ判別出来るでしょう。
山ホップと呼ばれるカラハナソウは、ビール
の原料となる西洋カラハナソウ=ホップの仲
間です。種をかじるとビールと同じ苦味を感
じることが出来るそうなので、ちょっとかじ
ってみたい気もします。
ビールはほとんど飲みませんが、生け垣やグ
リーンカーテンがカラハナソウだったらいい
なぁ~と思っている私です。
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