キツネノマゴ(花)
日に当たらない日が続いたためすっかりモヤ
シっ子になってしまいました。久しぶりの日
向の道に汗が吹き出し、フーフー言ってしま
います。
しばらくご無沙汰していた散歩コースをほぼ
1ヶ月ぶりに通ってみると庚申塚や馬頭観音
のならんだ辻に植えられていたウメの木は切
り払われていました。古木でメチャメチャな
樹形でしたが、来春は花が見られないと思う
と残念です。
広い田んぼの中の1本道を通って家へ向かう
上り坂の手前で、こんなところにもツリフネ
ソウのピンク色の花があると気付いた後フッ
と視線を泳がせると小さな別の花が咲いてい
るのに気がつきました。
あれ、これは以前どなたかのブログで見たキ
ツネノマゴの花ではないかな?いつものよう
に写真を撮って家に帰って調べると紛れもな
くキツネノマゴの花でした。
花は小さく一度に花穂に咲く花数は、2輪ず
つくらいなので本当に目立たない草です。花
より緑の葉の数の方が圧倒的に多く、よく見
なければ花がついていることすら気付かない
かもしれません。説明には道端で普通に見ら
れるいわゆる雑草と書かれていますが、私は
実物を初めて見ました。
「雑草という植物はない」、と言った昭和天
皇の言葉をしみじみと思います。