ナツハゼ(実)
ついこの間まで私にとってこの木は、ずっと
名前がわからない木でした。
農家の庭の道路からすぐの斜面に植えてある
木で散歩の度に通るので毎回何の木だろう?
と気になるのですが手掛かりは秋になると黒
い実がたくさん生るということだけ。実が生
るということは花が咲いているはずですが、
私の花の記憶は曖昧です。
先日愛読している別の方のブログを見ていた
らこの黒い実の写真が投稿されていてアッ、
これだ!と謎が解けました。そこにはナツハ
ゼと表記されていました。
ナツハゼはツツジ科の落葉低木でハゼと名前
につきますが、ウルシ科のハゼノキの仲間で
はありません。ただ不思議なことに夏にハゼ
ノキのように葉が一度赤く紅葉するため、ナ
ツハゼと呼ばれるそうです。
ナツハゼは、日本のブルーベリーと呼ばれる
存在で古くから山に自生するそうです。この
黒い実をジャムにして食べることも出来るよ
うでポリフェノールはブルーベリーよりもた
くさん含んでいるとのこと。大変成長の遅い
樹木で2mくらいになるのに15年ほど必要だ
そうです。
このナツハゼは今、2mを少し越えたくらい
です。来年は花の写真もしっかり撮ってまた
ブログで報告出来たらいいな、と思っていま
す。